ども、
稀見理都です。
かなりしばらくぶりの更新で、全く申し訳ないです。
「エロマンガノゲンバ」の
新刊取材と、
仕事と
仕事と
仕事と
私事と
私事を平行していろいろやっていたせいか、なかなかブログを書く余裕がなかったんですが、いや全くのいい訳ですね(^_^;(ツイッターはやっていたんだから)
さて、今日5月13日に、
茜新社さんから「
コミックテンマ 6月号」が発売されました。コミックテンマとしては「創刊15周年記念号」になりますが、個人的にもっと大切な号にもなりましたので、個人的なお祝いと共にブログを書かせていただきました。
■「RaTe先生おかりなさい!」(;>_<;)
この「コミック テンマ 2013年6月号」15周年記念号には、ふたなり、汁、お尻マンガ家「RaTe先生」の久しぶりの新作が掲載されています。
前回のテンマに載ったのが2009年なので、約4年ぶり、作品発表としては3年ぶりの掲載になります。と言っても、正確には4年ぶりの新作ではなく、
4年越しの新作になります。
と言うのもの、細かい理由はRaTe先生の
ブログを読んでいただければわかるとは思いますが、先生自身の体の不調、奥様のご不幸などが重なり、先生自身がとても筆を持てる状態ではなかったので、久々の掲載作品への編集さんからの「
おかえりなさい!」の文字には涙涙なくしては読めませんでした(;>_<;) (いや、もちろんエロいぞ!)
RaTe先生とは、このブログや「エロマンガノゲンバ」の
インタビュー企画などをきっかけに、「
師匠!」、「先生!」と呼び合える仲?にまでお付き合いさせていただいているんですが、ここ数年の先生を知っているが上にも、この復活にはとても感慨深いものを感じさせられます。
(参考)
■RaTe先生の「少し不思議エロ(SFE)」の世界
■RaTe先生インタビュー その1
■RaTe先生インタビュー その2
RaTe先生、本当に復帰おめでとうございます<(_ _)>
■コミックテンマ15周年
さて、RaTe先生同様、コミックテンマもこの号で、アニバーサリーの15周年記念号になります。と言っても、特に誌面内で歴史をふり返る特集などはないので、こちらで勝手にふり返させていただきます(笑)
「コミックテンマ(天魔)」の創刊は1998年6月号になり、あたりまえですが今から15年前になります。
「コミック天魔」は今まで多くの雑誌を手がけてきた編プロ「コミックハウス」とは別に、同系列の出版社「茜新社」が独立で創刊させた最初の美少女コミック雑誌になります。「テンマ」は創刊当初は「天魔」と漢字表記でした。
しかし、一番の特徴は、雑誌のあおり文句にもあるように「
美少女ゲームコミック&美少女オリジナルコミック」という、当時一番全盛期でもあった「美少女ゲーム」との親和性を謳った誌面作りを目指していた点です。
この流れは当時の読者がゲーム&CGユーザーとの重なりが高まってきた部分を取り込むために「コミックメガストア」「カラフル萬福星」「コミックピクシィ」などの雑誌でも多く見られた企画内容ではありました。
実際ゲームとのコラボマンガなどが多く見られました。
しかし、そんな流れを天魔はあっという間に変え、次の年には既に路線変更を行います。そんな中、天魔にこの人ありき!という「うるし原智志(うるしはら さとし)」先生が早くもピンナップで1998年8月号から登場します。
まだ表紙を飾るにまでには行きませんが、ピンナップでその存在を大きくアピールしはじめます。
2000年に入り「天魔」だったロゴが英語の「TENMA」に変化します。
2000年6月から2005年まで英語表記の「TENMA」時代が続きます(ロゴは1回変わりますが)。
そして、「うるし原智志先生」が初めて表紙を飾るのが2002年7月になります。
(でもすいません、大きな画像がなく、8月号を載せてみます)
この時期からうるし原先生がもう「天魔」の顔、看板と言っていい時代に入ります。
あと、作家の顔でもある「まぐろ帝國先生」の天魔デビューもこのあたりです。
2005年9月号から、英語表記だった「TENMA」を改め、初心に返ったのかもう一度漢字の「天魔」のロゴが帰ってきます。
この号は、いまや天魔の看板作家でもある「エレクトさわる先生」の雑誌デビュー作が載っていたり、茜ではあまり見かけない「月野定規先生」のピンナップなどが載っていたりする号でした。
また、姉ものを得意とする「柚木N’先生」もこのあたりに天魔デビューです。
そして、2006年9月は通巻100号のプレミア号になります。
そして我らがRaTe先生が天魔に初登場した号でもあります。今回の15周年復帰といい、100号初登場といい、なんとアニバーサリーな先生なんでしょう(笑)
| RaTe先生 天魔初登場会作品「だいじょうぶ?お姉ちゃん」 | |
2008年6月には10周年、そして2011年11月には通巻150号と続きます。
そして今日の15周年と、歴史をたどって参りました。次の記念はたぶん200号で再来年あたりになるはずです(たぶん)。
とま〜本当にざ〜〜〜〜っとですが、表紙を並べつつふり返ってみました。歴史と内容からすれば、ほんとう同人誌1冊分ぐらいいろいろ書きたいことがあるんですが…(^_^;
これからも、200号そして20周年と我々読者は応援いたします!!
最後に1つだけ最近のお気に入りの一コマを… それは原稿募集のページです。
持ち込みに関するQ&Aのページなのですが、まぐろ帝國先生のマンガも秀逸ですが、編集部の真剣なメッセージ「
言うべきことはハッキリ指摘させていただきますが、指摘されなければ先には進めません。一緒に頑張りましょう!」という言葉に、面白いマンガ、素晴らしい漫画を共に作って行こう意欲が読み取れます。
茜さんは常に原稿渇望症(笑)だとよく聞くので、マンガ家志望の方は是非持ち込みをして、天魔に新しい風をふきこみましょう( ´ ▽ ` )ノ
■RaTe先生 作家生活20周年!!
最後にちょっとお知らせ…
今月見事復活なされたRaTe先生ですが、今年で作家生活20周年を迎えました。デビューが1993年の2月(司書房 ドルフィン 1993年2月号)なので、早いものでもう20年になります。
まだ企画段階ではあるのですが、それを記念しまして、
先生の作品などの足跡を印した同人誌などを作ろうかと考えています。以前したインタビュー完全版や、ゲスト原稿などを少し加えた簡単なものですが、今年中に出せればいいな〜と漠然と考えています(^_^;(あくまで予定ですが出来れば20周年中に!)
で、もし私も僕も何か原稿を寄稿したい!という作家様、一般のファンの方がいましたら是非連絡を頂ければと思っています。
(もっと正式なオファーなども、いつかちゃんとしたいとは思っています)
◆RaTeクロニカル(仮)に俺も何か(描き)書きたいぞ募集!!
kimirito ◆ manga-studies.com(◆をアットに)
上記のアドレス、もしくはメールフォームにて連絡ください( ´ ▽ ` )ノ
と言うわけで、みんな天魔を買おう!!