ども、
稀見理都です。
コミケ以外の即売会にはあまり参加したことがなかったのですが、先日初めて「
例大祭」なるオンリーイベントに
参加してきました。
オンリーと言っても、ビックサイトの
東館半分をフルで使うほどの規模です。コミケとはまた違った盛り上がりでしたが、東方系の同人誌は「
エロ=販売促進」と直結しない珍しいタイプのジャンルだと言う事を実感しました。いや〜 同人誌ってある意味「エロ」要素が起爆剤となって広まったジャンルだと思ってたんだけど、エロをあまり
重視しない2次創作って言うのも今後は増えていくのかな〜とか、
ちょっとしたカルチャーショックを受けたイベントでした(^_^;
さて、今日は久しぶりのレビューですが、若干テーマの被ったマンガなどを紹介ししてみたいと思います。
ずばりテーマは「
男性の性欲を満たすためにがんばっている少女(女性)達」です。
と言っても、エロを楽しむと言うこと自体は「
男性の特権」という時代ではもう無くなってきているので、アダルト産業に従事している女達というのが正確なところだとは思います。
今回のポイントは、そういうアダルト産業に好きでその業界に入ってきたと言うよりは、ある意味無理矢理、強制的に、または自分探しとして入ってきた、普通の少年達が戦争に巻き込まれちゃった〜というガンダム的パターンとも
言えるでしょうか?
■言葉の力を改めて感じさせられる
もう今更レビューすることはないぐらい、いろんなところで語られている「こえでおしごと!」です。
このお話は16歳になった少女がいきなりエロゲーの声優としてお仕事をさせられる、という「エロゲーというアダルト産業に強制的に従事させられる少女」のお話でもあります。
ただ成人マンガではないため、もちろん濡れ場、と言うかセックスシーン(それっぽい描写は出てきますが)ありませんが、年端もいかない少女が「淫語」を発する、という新しい「エロス」の表現を取り入れて
ブレイクしました。しかし、淫語自体がエロスなのでしょうか? いえいえ、もちろん違います…
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Comments(0) | レビュー | Posted By : 稀見 理都