2009
ティーンズラブにおけるエロ表現の比較
56 ero
ども、稀見理都です。

久しぶりの更新ですが、すでにネタが切れかかっています(^_^;
というのは半分嘘で、仕事や私用に追われていました。

一般記事以外にも別の企画も準備中なので、まったりとお待ちいただければ幸いです<(_ _)>

今日はエロはエロでも、ティーンズラブ(以下TLと略)について書きたいともいます。

TLは名前からだけの推測では、10代のための「愛」をテーマにしたマンガ、となりますが、基本的には明確な定義付けは未だにはっきりとしたものはありません。

現在発売されているTLレーベルを読んだだけでは、各社TLとは言っていますが、内容はまちまちで、基準もあまり明確ではありません。性描写だけを見るならば、ソフトなものもあれば、ハードなものもあります。

何を持って「TL」なのか?と言う問題は非常に難しいですが、個人的には広義な意味で「性的な描写を含む少女マンガ」と考えてはいます。ようするに、恋愛がテーマのマンガであれば、一般の少女マンガではキスまでの過程を描くものだとすると、TLはSEXを含めた部分まで取り入れたマンガ、みたいな感じです。

また、TLのTEENは10代(といってもハイティーン)を指しますが、マンガに出てくる人物が10代というわけではなく、やはり「10代の女の子のためのマンガ」と考えるのが自然と言えるでしょう。

すなわち、性描写というものがマンガの中に取り入れられているマンガにはなります。事実、性描写がないTLはほとんど存在しません。では、TLにおけるエロの表現は、男性向けの成年コミックとはどう違うのでしょう?と言う部分は気になりますが、それを書こうと思ったら、やはりもの凄く多くのTLを読まなくてはいけないので、今回は主にTLの黎明期(過激編)のお話をその中核的な存在であった雑誌「少女革命」を例に振り返ってみたいと思います。

少女革命 vol.1 1998年6月発行



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2009
データで見るエロマンガ事情(全体編)
30 ero
ども、稀見理都です。

更新が遅れるとか言っておいて、すぐに書いていますが、明らかに「逃避」行動です。(^_^;

実はこのブログのプログラム制作と同時に進めている企画があります。それは「エロマンガ・データベース」です。

と言っても実はすでに「エロ漫画データベース」というサイトがすでにあり、現時点で1万冊を越えるデータがそろっているすばらしいサイトなのですが、個人的にはもう少し細かい検索、みんなが共有できるシステム、WEBサービスなどで使いたいと考えて、個人的に構築しているんです(^_^;

基本的には、自分でデータをいろいろ検証したいために自分なりのデータベースが作りたいんです。そこで、ようやく過去5年に間に発売された「成人向けマンガ」の基本的なデータの入力してみました。

といっても手入力ではなく、エロマンガの販売にもの凄く力を入れてる、八王子の「まんが王倶楽部」さんのWEBデータを使わせていただきました。

まんが王倶楽部さんのホームページ


どうでもいい話ですが、このマンガ王倶楽部さんの成人マンガのページの新刊レビューの熱の入れ方は尋常ではないです。とても仕事という範囲で行っているとは思えないぐらい強烈な「愛」を感じます(^_^;

そこで、2002年から2008年までに発行された、4,532冊(アンソロジーは除く)について、ちょっとデータベースならではの簡単な統計などをとってみました。


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2009
エロ表現における乳首残像の歴史(続報)
27 ero
ども、稀見理都です。

更新が遅れてすいません。今は仕事が優先なので仕事が一段落するまでは、少し更新頻度が落ちますが、2月からは新企画もスタートさせる予定なので、期待してお待ち下さい。

さて、今日は2月3日の「節分」です。
節分と言えば、関東では豆まき的な行事がよく知られていますが、近年関西からの風習「恵方巻」なる寿司業界の陰謀、いや文化が流入してきています。

私は小学生の頃京都に住んでいたのですが、その時は「恵方巻」なる文化は全く知りませんでした。関西の方でも地域差があった文化なのかもしれません。関東に来てしかも大学生ぐらいの時に初めて知ったぐらいです。

最初に聞いたときは「ギャグか!?」ともしくは「騙されている?」と思ったぐらいでしたが、それぐらい今でも変な風習と思っています。というか、その理由が最近わかったのですが、やっぱり「変態」性質的な物を勝手に妄想していたせいでしょうか?(^_^;

こんな記事がありました。


この記事のなかで、恵方巻は芸者衆がお客様に喜んでもらうために「フェラ顔」を見せるためのお遊びがあった!という風俗的な文化があったことを書かれています。

もちろん、この風習の発祥には諸説有り、フェラがメインだったと言うとではないとは思いますが、現代でも何でも「エロ」に結びつける「エロ職人」の方がいるぐらいなので、そういうエロい発想で楽しんでいる方もいたんではないかとは想像できます。

そう、この太くて硬い物をほおばるという光景が、私の中で勝手にエロ妄想になっていたわけです(笑)

いや、この妄想は私だけではないはず! 絶対みんなもそう思っている!と確信した私はpixivで調べてみると「恵方ファラ」っぽい画像がたくさん見つかりました(^_^;
しかし、去年のエロマンガ雑誌を読み返してみても、恵方フェラプレイは見つけられませんでした。

もう少し早めに気づいていれば、この時期におけるネタ不足(と、いってもバレンタインデーがあるから大丈夫なのかな?)を解消すべく、エロマンガ家の方には是非「恵方フェラプレイ」マンガを描いてもらいたかったものです。

ちなみに、今年の「恵方」は東北東です!!

今日は前回意外に反響の大きかった話題「エロ表現における乳首残像の歴史」の続報です。
といっても、わからなかった情報をコメントで教えてもらったので、その報告になりますが…(^_^;

乳首残像効果を最初に使ったのは「奥浩哉氏」じゃないだろうか? そして、そのことを「奥浩哉氏」自身が言っていたような気がする…という曖昧な記憶のソースを手に入れました。

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