2009
RaTe(らて)先生 インタビュー(その2)
129 ero


さて「エロマンガ作家インタビュー企画第2弾(RaTe先生)」の続きです。前回を読んでない方は、まずは(その1)から読んでね!

RaTe(らて)先生 インタビュー(その1)

さて、今回のインタビュー内容は、やはり気になる「創作の秘密」です。何故「汁」なのか「ふたなり」なのか? ファンにとっては気になるお話、そうじゃない方も「エロマンガ」としての興味深いお話が聞けるはずです。

またベテラン作家故の考え、そして新人マンガ家さんにとっても気になる、マンガ家を続ける秘訣なども教えてもらえるぞ!

能書きはいいとして、さっそくインタビューを開始しましょう〜


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2009
RaTe(らて)先生 インタビュー(その1)
125 ero


■朝ドラの舞台へ!



「エロマンガ家インタビュー」第2弾は、2回目にしてビックネームの「RaTe(らて)」先生です。
RaTe先生は作家生活が今年(2009年)で17年目というベテランで、デビュー以来ほぼ毎年コンスタントに単行本を18冊も出されていて、今なを創作活動に精力的な作家さんです。

「風薫る5月…」というぐらいさわやかな日ではなかったのですが、インタビューを行うために、先生の仕事場のある埼玉県川越まで行って参りました。
(でも、横浜から川越はやはり遠かった…(^_^;)

「川越市」は池袋から東武東上線で30分ぐらいです。城下町として盛えた街で、「小江戸」と呼ばれてもいて、歴史的な建造物が数多く残る古風で味わいのある街です。
現在はNHKの連続テレビ小説「つばさ」の舞台でも有名で、多くの観光客が訪れています。インタビュー当日もそういうグループをいくつか見かけました。


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2009
【ラテ欄】RaTe先生の「少し不思議エロ(SFE)」の世界
78 ero
ども、稀見理都です。

相変わらず亀な更新で申し訳ありません。仕事と私用がいろいろ重なり、愚痴やどうでもいいことはmixiに書いてるんですが、こっちの方が疎かになってしまっています。が、ようやく今月最初に行っていたインタビュー記事がまとまりましたので、明日いよいよ公開です!!

次回インタビュー記事を公開する先生は、表題にあるように「ふたなりマンガ」の大御所「RaTe」先生です。というわけで、インタビュー直前企画、今回はRaTe先生のちょっとした作品論を語ってみたいと思います。



RaTe先生の作品の特徴として誰もが思い浮かぶ部分として「汁」「ふたなり」があげられると思います。このフェチ度に感銘を受けてファンになった人も多いのではないでしょうか?

しかし、先生の作品の魅力は実は他にもいろいろあります。今日はあえて「ふたなり」「汁」の中心を外した、先生独自の「少し不思議な世界」をモチーフにした作品紹介を行ってみたいと思います。


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2009
『マンガ論争勃発2』発売記念 緊急インタビュー エロマンガの明日はどっちだ!
73 ero


■「エロマンガの国」に危機が迫っている!?

エロマンガと猥褻、規制問題は切っても切り離せない、歴史のなが〜い関係(^_^;

いや、私も難しい話は苦手です。でも、エロマンガという題材を扱っている以上、エロとは何だ、猥褻とは何だ、有害とは何だ!ということは、少なからずも理解していく必要はあるとは思っています。

昨今、児童ポルノ法を発端とするさまざまな、規制問題、表現問題、人権問題がびみょ〜に一人歩き、徘徊し、それに対するミスリード、マスコミ批判、とただでさえ難しい問題が、より訳のわからない問題にふくらんでいます。

いや〜はっきり言って、エロの事だけ楽しんでいたい私にとっては頭の痛い状況…(  ̄- ̄)

でも、逆に言えばエロをもっと楽しみたいから故に、この辺のことはもっと知っておかないとダメなんだろうと思い、先頃発売された『マンガ論争勃発2』の著者のお二人に直接お話を聞こうと、緊急インタビューを決行いたしました(^_^;

『マンガ論争勃発2』の簡単に紹介すると、エロマンガを含む、オタクコンテンツ文化が現在抱えるいろいろな問題を、その問題に関わっている、詳しい方にとにかく話を聞きに行くというテーマの本になっています。

特徴的な部分は、例えばある問題に関して、反対と賛成の立場の人がいるとしたら、両者の意見をしっかり聞いているという点。とにかく、なにより「いろんな意見を集めた」形になっています。

かんなぎ騒動の記事もあるぞ!


かんなぎ処女騒動」らき☆すた、などから火が付いた、「聖地巡礼&萌え地域復興」のお話、もちろん、「規制の問題」、「マンガと学問」、「図書館」、「スクールデイズ」の話まで、とにかく多種多様な話が読めて、非常に内容の濃い本になっています。

インタビューは13日、東大赤門の前の茶店で行いました。

ゲストプロフィール
永山薫
1954年生まれ。マンガ評論家。日本漫画学会正会員。コンテンツ学会正会員。近畿大学商経学部経済学科卒。主な研究と考察の対象はマンガにおけるセクシャリティとエロティシズム、江戸後期から明治にかけての錦絵と戯画、大正、昭和の挿絵。趣味は古楽から現代音楽までの音楽鑑賞。本名の福本義裕でも評論家、作家、編集者として活躍中。
著書:『エロマンガスタディース「快楽装置」としての漫画入門』(イーストプレス)他。
(マンガ論争勃発2 の著者紹介より)

ゲストプロフィール
昼間たかし
1975年生まれ。ジャーナリスト。著作家。脚本家。日本漫画学会正会員。コンテンツ学会正会員。東京大学大学院情報学環境学部研究生。主な取材対象はコンテンツの法的規制問題、オタクの文化史、ファシズム史、亜細亜主義など。地域批評家としても活動する。
編著:『日本の特別地域①東京都足立区』(マイクロマガジン社)、『日本の特別地域②東京都葛飾区』(マイクロマガジン社)。
脚本:『おやすみアンモナイト貧乏人抹殺篇/貧乏人逆襲篇』(監督・増田俊樹。2009年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭フォーラムシアター部門招待作品)
(マンガ論争勃発2 の著者紹介より)


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2009
エロマンガ家インタビューの歴史(簡易編)
40 ero
ども、稀見理都です。

4月に受けた「人間ドック」の結果は特に異常なしだったんですが、腎結石の疑い有りと「ピロリ菌」がどうやらいるようなので、専門の医者に行ってくださいと言われました。「ピロリ菌」ではなく「ポロリ菌」だとエロマンガのネタになりそうです(笑)

さて、この「えろまんがけんきゅう(仮)」のメインテーマの1つである「エロマンガに関係した方へのインタビュー企画」ですが、その中でもメインの「エロマンガ家さんへのインタビュー企画」は定期的に行っていきたい企画ではあります。

作家さんへのインタビュー企画はよくある企画ではありますが、エロマンガ家さんに限定すると、あまり見かけることは少ないようにも思えます。しかし、調べてみると実は今までにもよくあった企画ではありました。

今日はそのちょっとした歴史を振り返ってみたいと思います。

■稀見理都の作家人選基準

まずは、私がインタビューを行ないたいと思っている作家さんの基準と言うものをお話すべきかと…(^_^;
もちろん手当たり次第思いついた人と、と言うことはありません。まず単純に以下の基準があります。

・稀見理都が気になっている作家
・実際に直接お話を聞きたい事柄がある作家
・多くの人が注目している作家


この3つに集約されますが、基本はなんと言っても「気になっている作家さん」という部分が大きいです。しかし、それだけでは個人的なファン、好きなジャンル(ふたなりとか)、そういう部分ばかりになってしまいます。なので、なるべく自分の趣味指向を分散させつつ、多くのジャンルに渡って人選できればとは思っています。

新人さんからベテラン作家さんまでこちらもできれば大きな幅でオファーしていこうとは考えていますが、個人的に昔の作家さんが好きなので、そのへんは偏ってしまうかもしれません、すいません(^_^;

あ〜それでも、小心者なのでどうしても最初は自分の友人の作家さんや、お友達の作家さんなどが多くなってしまいがちではありますが(笑)

気になる=作品を読んで興味がある、面白い、どうしてこんな発想ができるんだろう?という流れが基本ではあるので、もちろん作品を読んでもいないのにインタビューをするなんて失礼な事はできませんし、インタビューするなら作家先生の本は全て読み込む意気込みでもあります(というかそうしないとインタビューなんかできません(^_^;)。

そして、なりよりそのインタビューの内容を楽しんでいただけるよう、しっかりお話を引出し、まとめ、編集できる技術をもっと私自身が向上させないといけない、と思う今日この頃です。(毎回反省の連続です(^_^;)


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