ども、
稀見理都です。
先日、私が
プログラムを担当しているサーバーコンテンツのクライアントさんに…
「最近、ほら、郵便番号記入すると、ぱっと勝手に補完しちゃうやつとかあるじゃん〜(*゚▽゚)ノ」
「あ、自動的に住所をデータから引っ張ってきて補完してくれるシステムですね!」
「あれ、かっこいいよね〜 ねぇ!
うちにも導入してよ〜(´・ω・`)/」
(=◇=;) ギクッ
ついに気づいてしまったか!(ノ_-;)ハア…
いや、システムを作るのはそんなに難しくないんだけど、
面倒なので言われるまで作るまい!と決めていたんだけど、ついに気づかれてしまった…
ま、そんな訳でここ数日はずっと、郵便番号補完システムの構築をしているんですよ。
基本的にデータは「
日本郵便」がダウンロードサービスを行っているので、
ソースはあるし、サーバーにデータベースは入っているので、データを入れれば
システム自体を作るのは、本当に簡単。
もちろん、既存のフレームワークなんかもあるんだけど、自分の
システムと融合させるためにあえて自前で作ったんだけど、このシステムの一番苦労する点は「
自動更新システム」!!
ようするに、郵便番号データというのは約12万件のデータがあるんだけど、それがほぼ1ヶ月単位でどんどん更新されていくわけ! 市町村合併や、地名の名所変更、ダム湖になる予定だったけど政権交代で
どうなっちゃうの村とか、そりゃ頻繁に増えたり減ったりしている訳なんです。
なので、そのデータを自動的にダウンロードして解凍して、データベースに入れる
自動化作業が面倒で、そのシステムを作るに8割を費やす感じ(^_^;
しかし、その作業を行っている過程で、
今さらながら何だけど凄い事を知ってしまった!!
ダウンロードするデータの内容は、約12万件なんだけど、実際にデータベースに入れて見るとどうしても1500件ほど件数が足りない… (゚_。)?ナンデ
おかしいな〜と、データを比較してわかったんだけど…
なんと、7桁の郵便番号はユニークな値じゃなかった!!(||゚Д゚)ヒィィィ!
わかりやすく言うと、1つの郵便番号に複数の住所が割り当てられているものがあるのだ!
その重複データ数が約1500件で、すっかりユニークなキーだと思って、データベースのテーブルを作ってたのがそもそもの間違いだった訳です。が… ちょっとまて!!
そもそも、何故郵便番号が一意的に決まらないんだ? (-_-メ)
7桁の郵便番号制にした理由って、まず数が足りなくなって、7桁にすればこういう番号の増減があっても、地域が重複なく割り振りできる、という理論の元で
決まったんじゃないのか?
これじゃ、番号を指定しても複数候補がある場合でシステムがややこしいじゃないか!!と、思って「
郵便番号 重複」でググってみたら、同じプログラマー達の怒りがあるわ、あるわ!!(笑)
もちろん、誰がどのようにコードを割り振っているか、番号決めのルールなどは公開されていない。しかし、どう見てもこの適当さは、コード理論などを学んだ人間がする方法ではなく、非数学的な適当な割り振りで、結局あの7桁騒動は何だったのか? と、ほんと泣きたくなる(T△T)
当時はまだ「郵政省」だった気がしたけど、お役所のやる気のなさ、考えのなさをまさに痛感できる出来事でした。
ちなみに、上の画像の郵便番号「4520961」を日本郵便の番号検索で検索してみて欲しい…
http://www.post.japanpost.jp/zipcode/
なんと、
66件もの住所の結果が返される!(。□。;)逆さガビーン!!
1つの郵便番号に66件もの住所が割り振られているのだ!!(すなわち、上の画像のデータは古いし間違っているのです)
責任者出てこい!!・.:゚。┣\('ロ´\)オリャ-
いや〜今度どうなっちゃうんでしょうか?
そういえば神奈川県の相模原市が今度神奈川で3つ目の「
政令指定都市」になっちゃうわけなんだけど、そうしたら「区」ができる訳で、大幅に住所の変更がおきるよね〜(^_^;
ああ〜怖い…
■仕事も遅れてますが、企画も遅れてます<(_ _)>
さて、最近記事書いてないけど、
何もしてないの? と思われるかもしれませんが、一応取材やインタビューなどは行っています。
9月は、今月の31日に開館予定の「
米沢嘉博記念図書館」に開館準備の
お忙しい中お邪魔し、エロマンガコンテンツのお話などを聞いてきました。
| どうなるエロマンガコンテンツ? イン 米沢嘉博記念図書館 | |
また、作家さんへのインタビューも行いました。インタビュー自体は、6月の「
ゴージャス宝田先生」以来の久しぶりのインタビューで、こちらも現在編集中です!
さらに、定期企画の「座談会」も行いました。
春に行った「
エロマンガレビュアー座談会」とはまたメンバーを総入れ替えし、今回は「
エロマンガファンのエロマンか界への提言!」と、ま〜いつも通り言いたい放題の、エロマンガファンによる楽しいお茶会でした。ただ、現場は必ずといっていいほど面白いんだけど、文字に起こしてその面白さ、楽しさを伝えるのが結構難しいのが「座談会」の欠点(^_^;
こちらも、いろいろ準備中です。もうしばらくお待ち下さい!
最後に、今月もインタビューに座談会と、企画の目白押しです。後半には、誰もが知っている
大先生にインタビューを行うので、こちらも楽しみにしていてください〜( ^_^)/
というわけで、順調に遅れている報告をしただけで、申し訳ない<(_ _)>