2013
【終了】動画編集が出来る方(エロマンガノゲンバ 記事制作)募集
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ども、稀見理都です。

お手伝いの募集の告知です。
【注:現在、もう募集はしていません】

現在、既に冬コミ合わせの新刊「エロマンガノゲンバ Vol.9」の取材&制作の取りかかっています。
そこで、今回の特集記事の1つ「同人誌が出来るまで」という企画の取材記事制作を手伝っていただける方を募集しています。

どういう企画かというと、「自分の同人誌がどのように作られて、コミケで配布されるか?」という一連の流れをドキュメント的に追い、その過程での苦労や、実情を記事にまとめる内容を予定しています。

自分の同人誌なので、既に取材のみの過程は終了しています。(夏コミの自分の新刊が出来るまでを追ったので(^_^;)

こんな感じです。

青焼き版下


フィルム製版状態の原稿


印刷される自分の原稿(モノクロ)


製本されて完成する同人誌


コミケに搬入される自分の同人誌


と、ザッとこんな流れです。上のは写真ですが、実は平行して「動画」の記録も行っています。
で、紙の記事制作と同時に、動画での記事制作も行い、こちらの方は動画での記事公開を目指しています。

ただ、自分には細かい動画制作のノウハウがなく(やればソフトはあるのでできるとは思いますが、時間がかかりチープな物になってしまうので)、できればノウハウが有り、技術的にもしっかりと見られるいいものを作りたいので、この動画編集を手伝っていただける方を募集しています。

ただ、申し訳ありませんが、仕事として派手はなく、純粋に手伝いレベルな物としてのお願いなので、正規の報酬等はありません(お礼として何らかの形のものは出せるかとは思いますが(^_^;)

というわけで、もし「興味があるので手伝わせて下さい!」「面白そうなので、手伝わせて下さい」というか違いましたら、下の連絡先までメールいただければ幸いです<(_ _)>
【注:現在、もう募集はしていません】

『「同人誌が出来るまで」の動画編集お手伝い募集係!」
kimirito☆manga-studies.com(☆を@マークに!)


2013
「エロ写植」の世界!!
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ども、稀見です!

実はダイエットしてるんです。6月頃から3ヶ月で8Kgも痩せたんですが、コミケではその事に誰もつっこんでくれませんでした(^_^; 着やせするタイプなんですかね? あまり変化がわからない? 悔しいので、秋までにさらに痩せてやる!!ヽ(*°ω°)ノ

今日は、今回の夏コミで素晴らしい同人誌に出会ってしまったので、これは宣伝しなくてはと思い、一筆書かせていただきました!

題して「エロ写植」の世界です!!(;゚∀゚)=3


■「エロ写植」とは?

夏コミの開場前、いつもお世話になっているワニの編集さんが、わざわざうちのブースまで来ていただいて、ある人を紹介して下さったんです。その方は、元ワニのデザイナーさんで、今は独立されているんですが、その方の作った同人誌を是非見てもらいたいと!

その同人誌を見て驚愕しました!! 「す、すばらしすぎる!!」ヽ(*°ω°)ノ

「エロ写植」(発行:arcobooks)


これが何であるかを一言で説明するのは難しいのですが、あえて簡単に言うと「エロマンガの写植で使うであろうと思われる、写植のバックアップスクラップ」の保存的同人誌である。

とりあえず、内容を見てみましょう!

ああぁぁあ〜〜〜ん!!スクラップ?


すいません、インパクトはありますが、結局何であるかさっぱりわかりませんね(^_^;

う〜ん、これは編集の経験がない人だと理解しにくいとは思いますが、も少し説明すると…

セリフなどの写植は、指定して基本外注するんですが、不測の事態(誤植、発注漏れ、差し替え)などが発生し再発注する時間がないときなど、このスクラップから必要な写植を切り出し、修正などを行うための、緊急措置用写植スクラップとでもいう代物なのです。

他のページも…

見ているだけでも興奮してくるぜ!(;゚∀゚)=3


さらに疑問が? じゃ、なんでそんな大切なものを同人誌に?

いや、大事だけど、この写植切り貼りという技術は、今の編集の世界では既にレガシー技術なのです。今はデジタル写植が主流なので、このスクラップ自体の役目はもう既に終わっているわけです。

でも、でもですよあなた!!ヽ(*°ω°)ノ

これは今や既に、編集やエロ文化の貴重な資料なのです! エロマンガがどのように製作されてきたかという、生きた貴重な資料なのです!! ただ、ワニマガジン社の資料室で廃棄を待っていただけのこのスクラップ集を、同人誌という形で見事復活させてくれたわけです。

この同人誌「エロ写植」のページがありますので、経緯、詳細はそちらでも読む事ができます。



(参照) arcobooks

セリフだけではなく、こんなページも…

作家名前スクラップなども!


RaTe先生や、OKAMA先生の写植も… そして「快楽天」の写植まで(^_^;
そうです。このスクラップが活躍した時代は主に、1997年〜あたりのワニマガジンの雑誌「快楽天」「ヤングHip」「激漫」あたりですね。

写植をのセリフを読むだけで、当時の雑誌や、作品が思い出されます!(;>_<;)



■この同人が欲しい!!!

この素晴らしい同人誌を是非手に入れたいと思いませんか?(^_^;
はい、もちろん現在なら通販も可能です!

虎の穴やCOMIC ZINでも手に入れることが出来ない、貴重な同人誌で、価格も2,500円と少し高いですが、それだけの価値のある立派な本です。在庫も少ないので、是非後悔しないうちに手に入れましょう( ´ ▽ ` )ノ

通販はこちらから!!

「エロ写植」通販ページ

●エロ写植
価格 :2,500円
サイズ:A4判
本文 :96ページフルカラー
帯  :西安先生の推薦帯付き!


■ヘンシュウノゲンバはまだ必要?

マンガファンの方でも、編集者が行う実作業を正確に把握している人は少ないんじゃないでしょうか? 昔のイメージだと、原稿の打ち合わせ、そして何より原稿を取りに行く!というのがメインの仕事だと思っている人も多いのでは?

デジタル入稿の時代、さすがに家まで原稿を取りに行くことは少なくなりましたが、編集者の仕事で一番編集者の感性が出る部分が「写植」の指定の部分だったりもします。こういう地味ではありますが、重要な仕事は「バクマン」でもあまり描かれていません。

今回紹介した「エロ写植」も、ある意味編集部が培ってきたノウハウの蓄積でもあるんです。どういう文字が必要で、どういうときに対処できるようと、経験が作らせたんです。

マンガ制作も日々進化します。でも、こういう地味で目立たない技術は、その存在を知られないまま消え去ってしまうことになりかねません。そんな技術だからこそ、しっかり残していき、後生に別の意味として役立てて行ければと思います。

いや〜〜「エロ写植の現場」是非。もっと取材したいな〜(^_^;


2013
コミケ報告、コミティア、コミトレ
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ども、稀見理都です。

夏コミ、酷暑の中の開催にして、過去最高の入場者数というもの凄いイベントではありましたが、そんな過酷な状況の中わざわざサークルまで来ていただいて本当にありがとうございました。



おかげさまで、持ち込んだ新刊を含めた同人誌(上の写真)は、ほぼなくなり、帰りの荷物が軽くなりました( ´ ▽ ` )ノ

今回のコミケは変則2日目ではありましたが、やはりメインの男性向けの日に合わせて最高気温を更新するなど、お天道様も酷い演出ですよね〜(^_^; でも、伝説のコミケ雲が見られたのは、ある意味記憶に残る即売会になったのかもしれません!

コミケ当日になくなった在庫でも、まだ完全になくなったわけではないので、引き続き即売会や、委託先などで販売していきます!

新刊の「エロマンガノゲンバ Vol.8」は、虎の穴、COMIC ZIN さんで委託中なので、通販やお店に行く機会がある場合にお求めいただければ幸いです<(_ _)>

エロマンガノゲンバ Vol.8
2013年8月発行 140P 1,000円 (画像をクリックすると詳細が見れるよ!)
インタビュー特集!
  • 西安
  • けろりん
  • あさぎ龍
  • チンズリーナ
その他の現場!
  • 編集の現場2
「COMIC ZIN」さん「とらのあな」さんで委託中です。
COMIC ZIN とらのあな
※ 書店委託は、定価より若干高めになります。


■コミティアに委託、大阪コミトレに参加します!

書店委託以外の今後の即売会参加情報ですが、来週頭の「コミティア」で、けろりん先生のブースに、新刊の「エロマンガノゲンバ Vol.8」を委託いたします。

けろりん先生のサークル「P16b 桃色蛙公司」にて新刊委託します!


場所は「P16b 桃色蛙公司」です!
新刊以外にも、少しですがバックナンバーも持って行く予定です〜



そして、来月頭の9月1日に大阪で行われる「コミックトレジャー」には、いつも通りサークル参加しますので、こちらでもお待ちしています( ´ ▽ ` )ノ

2013年9月1日(日) 5号館 キ-17a フラクタル次元


場所は「5号館 キ-17a フラクタル次元」になります!

コミトレでもいつも通り、新刊とバックナンバー(Vol.1,Vol.2を除く)を販売する予定なので、コミケで買いそびれた、大阪で待っているぜ!という方は是非お越しください〜
大阪では、コミケの時にように、記録的な猛暑にならないようくれぐれもお天道様お願いいたしますよ〜w

2013
西安先生 インタビュー
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「気を大きくするために少々お酒を入れたいので、お酒が呑めて個室であれば、インタビューOKですよ~」と西安先生が言ったので、今日は吞みインタビュー記念日。

 ゲストの方が一番リラックスしていただける環境をセッティングするのも、インタビュアーの大事なお仕事!
でも、半分は「吞んだ勢いで、ヤバイお話も聞けたりしちゃって…」という邪心があったとか、なかったとか(笑)

 昼から完全な個室は用意できなかったが、午後1時からの客なんて僕らしかいないという、ある意味完全貸切状態で始まった、ゲンバ初の吞みインタビュー! 西安先生はインタビュー開始から、まるで自分のエネルギーであるかのようにアルコールを消費し、酔拳のごとく吞めば吞むほど饒舌に、そしてハイテンションに語り続けた。これは、その時のドキュメントである!刮目して読むべし!!

今回は、西安先生直々の挿絵で記事をお楽しみ下さい!

お店に行ったら、まだ開いていなく場所がわからなかった(^_^; (入り口に店名が書いてある)

ゲストプロフィール
西安(にしいおり)
広島から上京し、ゲームソフト会社の「ウルフチーム」に就職。その後、紆余曲折あり、1994年「コミック ウェイク」(メディアックス)「超キャプテンRASCAL」でマンガデビュー。自分がOKなら何でも許す!という理念から、幼女から熟女、そして美少年?まで、幅広いジャンルで活躍。妄想が趣味で、時間があればよく江ノ島方面へ出かける。


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2013
けろりん先生 インタビュー
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エロマンガ家さんの知り合いから「けろりん先生の大ファンなんです!」と言われた事がもう何度あっただろうか? 一般読者のファンももちろん、同業者の方にファンが多い作家というのは、自分には真似のできない「魅力的」な作品を創り出しているという事ではないだろうか。素人読者の私から見ても、けろりん先生の描くキャラはとても魅力的だ。エロマンガはファンタジーと頭では理解しつつも、先生の作品に出てくる人物は身近な存在で、本当に隣に住んでいるかのような錯覚に陥ってしまう。そんな「けろりんワールド」の秘密を是非知りたい、是非訊きたい! と、オファーし続ける事3年、3回目にしてようやくOKのお返事をいただいた (*´∇`*)

 インタビューを行ったのは、例年よりかなり早く開花した桜が満開になった3月の下旬の川崎。神奈川県でのインタビューは、私の地元だというのに実は今回が初めてである…。
(マンガ家さんもっと神奈川県に住みましょう(=゚ω゚)ノ )

ゲストプロフィール
けろりん
1998年「Mac100%」(晋遊舎)で、イラストカットデビュー。同年「萬福星」(ビブロス)、松文館のアンソロジー「マニアック Vol.1」(99年)にてマンガデビュー。表情豊かで魅力的なキャラクターと微妙にクロスするストーリー展開で人気を拡大中。台風に弱い東急やJRを尻目に爆走する京急を愛し、将来は京急羽田沿線に住むのが夢!


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2013
コミケC84委託&寄稿&商業
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ども、稀見理都です!

コミケの作業の一段落してようやく少しだけ落ち着いた感じですが、コミケ前にもやることは多く、相変わらずドタバタはしてます。

今回は、コミケでの委託や、その他細かい宣伝をさせていただきます〜


■委託はVol.7とVol.8を行いますよ!

今回のコミケC84では、「エロマンガノゲンバ」の委託を2箇所で行います。
といっても、1つはVol.7、もう一つはVol.8(新刊)なので、ご注意を(^_^;

まず最初は、新刊のVol.8でインタビューさせていただいた「チンズリーナ先生」のサークル「CHINZURI BOP」さんで、Vol.8を委託させていただきます。

2日目 東G18b 「CHINZURI BOP」にて新刊を委託します


是非、チンズリーナ先生の新刊と共にお求めいただければ幸いです〜

もう1箇所は、前回のVol.7でインタビューさせていただいた、サブスカ先生のサークル「サブスカッチ」にて、前号Vol.7の委託をさせていただきます。

2日目 東G57a 「サブスカッチ」にて前号Vol.7を委託


何故、前号のVol.7を委託かというと、サブスカ先生の新刊がに、Vol.7で袋綴じにした「ボディーランゲージ」の真壁さんの、別撮りグラビアがついてくるからなのです!ヽ(*°ω°)ノ
(上の写真ではないですが、もっとせくし〜〜なモノです!!)
じゃ、せっかくなので、袋綴じの前号も!という事で委託させていただきます。グラビアに載っているコスプレっ娘の「りんごちゃん」ももしかしたら、サブスカ先生のサークルで売り子をしているかもしれませんよ!!

というわけで、こちらもよろしくお願いいたします!!(=゚ω゚)ノ


■「マンガ論争9」に寄稿いたしました〜

いつもコミケで発行されている「マンガ論争」シリーズの最新刊に、今回も寄稿させて頂きました。

「マンガ論争9」はコミケ3日間、東4スペシャルブースにて販売


書く内容はだいぶ前から決めていたんですが、運悪くというか例の修正規制問題が起きて、結果的に時事ネタになってしまいましたが、表現規制における「成年コミックの修正の歴史」のようなものを簡単に書かせていただきました。

「エロマンガの自主規制はどこまで進んだのか?」


タイトルは「エロマンガの自主規制はどこまで進んだのか?」になっていますが、基本的には、規制問題が起こった時に出版社は修正に関してどう対応してきたのか? そもそも、修正の基準とは? など、基本的ではありますが多くの方が誤解している部分を、歴史的に振りかえさせていただいています。

一応商業誌基準の話ではありますが、はっきり言ってこれは「同人誌」においても全く同じ事が言える話なので、対岸の火事だと思わないで読んでいただければ幸いです。

コアマガジンの件では、編集者のみが逮捕されましたが、2002年の「松文館裁判」では、作家も逮捕されています。

まして、編集と作家がほぼ同じの「同人誌」では、即本人逮捕と繋がりかねない、重要な問題だと思っています。その他、規制問題、児ポ法絡みの記事が満載なので、興味のある方は是非読んでみてください。

配布は、コミケ3日間、東4のスペシャルブースでの販売となります。価格は1,000円です。


■コミケでサークル参加する時に役立つ、お金講座!

ツイッターでは少し宣伝していましたが、コアマガジン発行の「コミック ホットミルク」にて、8月号からコラム記事ではありますが、連載をさせていただいています。

連載記事に内容は「初心者同人作家のための役に立つお金の話」という、早い話が、「同人サークルのための税金講座」です。

「初心者同人作家のための役に立つお金の話」


といっても1Pの軽い記事なので、あまり深くつっこまず、あくまで初心者を対象にした講座として書かせて頂いています。とはいえ、今までも細かい記事を適当に書かせていただいてきましたが、連載という形は初めてで緊張してます(^_^;

連載も嬉しいですが、何より嬉しいのが、ずっとファンだった(だった??)RaTe先生が、挿絵を描いてくださっている点です。(上画像参照)

一応、ネームは私が描いていますが、それを先生が「生きた絵」にしてくれて、ただでさえ堅い記事を華やかに彩ってくれています。初めての共同作業ですよ!!ヽ(*°ω°)ノ

というわけで、明日(8月2日)発売の「ホットミルク 9月号」に第2回目の記事も載っていますので、抜けはしませんが、賢者タイムの時にチラッと読んでいただければ幸いです。

ホットミルク 9月号


で、実はこの記事、WEB版と連携しています。

本誌内だけでは説明できなかった点などを、簡単にまとめた補足ページがありますので、是非そちらも読んでいただければ幸いです。

PC スマフォ で読めるよ!!

初めて読む方にも対応して、バックナンバーから読める工夫などもあります。また、こんな事が聞きたい!などのフォームなどもありますので、どんな事でもいいので、税金、確定申告などに係わる質問などがありましたら、是非送って頂ければ幸いです〜〜〜( ´ ▽ ` )ノ