2009
いろいろお知らせ!(通販)(座談会)(メッセージ)
6 ero
ども、稀見理都です。

いろいろお知らせがあるので、まとめて書かせていただきます〜




■メッセージを出したが返事が来ない! という方へ…

最近、座談会などの参加希望メッセージをたくさんいただくのですが、その返信をしてから結構音沙汰のない方がいらっしゃいます。もちろん、単に返事が遅れているだけならかまわないのですが、どうも結構な確率で、迷惑メールフォルダーに入っているか、プロバイダー自体のフィルターにかかっている可能性があるんです。

と言うのも、何度かメールを出したにもかかわらず、全然返事がなかった方から、しばらく経って「すいません、迷惑フォルダーの方に入って気づきませんでした!」という返事をもらったんです。

どうしてかな〜と考えたところ…

メールタイトルや本文に「エロ」「エロ」「エロ」「えろ」「えろ」「えろ」!!という文字が結構入ってるんですよね〜(^_^;

だって、書き出しが「えろまんがけんきゅう(仮)」の稀見理都と申します… ですから(笑)
なので、この「エロ」フィルターに引っかかって、スパム扱いされてるんじゃないかと心配です。(^_^;

基本的に、メッセージをいただいたら、1日以内にお返事を出してますので、もし私には来てない!という、メールを出した方がいましたら、もう一度迷惑フォルダーを確認するか、申し訳ありませんがメッセージをください。<(_ _)>

これは、あくまで感覚ですが、やはりフリーメール(yahoo,hotmail,gmai)を使っている方がフィルターに引っかかりやすいです。ああ〜メールが確実に届いて、開封されているというのがわかるシステムが欲しいな〜



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2009
エロ表現における乳首残像の歴史(一部解決編)
19 ero
ども、稀見理都です。

このブログで何回か特集してきた「乳首残像の歴史」について一部進展があったので、報告いたします。

ま、そもそも「乳首残像の歴史」って何?
という方は、今まで書いた2回の記事をご参照下さい。

【エロ表現における乳首残像の歴史】
【エロ表現における乳首残像の歴史(続報)】

乳首残像におけるキーパーソンといえば「奥浩哉氏」と「うたたねひろゆき氏」であると、以前の記事で書きましたが、先日偶然にもそのキーパーソンの一人、うたたねひろゆき氏とお話しできる機会がありました。

5分ぐらいの立ち話でしたが、そこで乳首残像の事について少しお話が聞けたので、それを少しだけまとめたいと思います。



■ほぼ同時期だった残像の発見!

マンガにおける「乳首がまるで発光しているかのように動線を残して残像する効果」を俗に「乳首残像効果(勝手に命名)」と呼んでいます。それを、世界で一番最初に用いた作家が「GANTZ」の作者、奥浩哉氏であると今のところ考えられています。

世界初の乳首残像画像!


彼のデビュー作「変[HEN]」の1巻にその効果が用いられています。実際は雑誌掲載のほうが早く、単行本より2年前の1988年の1月になります。

エロマンガではあたりまえの効果になった、この「乳首残像」の初出が一般誌であったというもの、少し意外な感じではありました。

そこで、ではエロマンガで始めて用いた作家は誰かという部分で、私の知る限り1992年に発売された、うたたねひろゆき氏の「カウントダウン」でないかと、推測いたしました。

COUNT DOWN うたたねひろゆき(著)




しかし、さらに昔のマンガなどをいろいろ調べたら、同じ「うたたねひろゆき氏」が描いたもので、乳首残像が描かれているより古いマンガが発見されました。


「TEA TIME 6」(白夜書房 1989)という当時の同人誌を集めたアンソロジーの中に、その作品が収められています。
うたたねひろゆき氏のペンネームがまだ「一二三四五」であった頃の作品です。

「TEA TIME 6」(白夜書房 1989)


この本の中の「MIROIR(鏡)」という作品の中に、わずかですが乳首が残像しているシーンが載っています。



わかりずらいので拡大してみましたが、確かに今のような豪快な残像ではないものの、残像しています。

この同人誌が発行されたのは、1989年3月なので、それでも奥浩哉氏よりは遅い事になります。しかし、「変[HEN]」が単行本化されるのは1990年なので、もし「変[HEN]」を参考にしたとしたら、雑誌掲載の時に読んだ事になります。約1年の差ですが、意外に同時期だったという事がわかりました。

そこで問題なのが、うたたねひろゆき氏が用いた、乳首残像現象が奥浩哉氏の影響だったかという点になります。そこで、その点を直にうたたね先生にお聞きしました!



■グラデーショントーンを使いたい!!

「うたたねひろゆき先生」と言えば、私の世代ではもう、雲上人の「神」のような存在です。何度お世話になった事か!(^_^;

そんな大先生に会っていきなり「乳首残像」について質問するなど、なんと礼儀知らずの人間でしょう〜
でも、そんな訳のわからない質問にも丁寧にお答え下さった先生には、本当に感謝です<(_ _)>

さて、結論から言いますと「乳首残像」を奥浩哉氏の影響から描いた!ということではなく、自分のオリジナルのマンガの表現として用いた!という、「奥浩哉氏影響論」は否定されました。

では、何故この表現にたどり着いたかというと、キーになるのは「グラデーショントーン」になります。

今や、マンガの画材もデジタルな時代へとかなり突入して来ましたが、1990年あたりは、それまで高価な画材だったスクリーントーンが安価になり、またよりいろんな種類が急激に増えた時期でした。

グラデーショントーンもその1つで、いろんな種類のグラデーショントーンが増えたのもこの時代の特徴だと思います。うたたねひろゆき先生は、このトーンの何とかうまく使いたいと考え、まさにグラデーションする残像現象にトーンを使う事を考えたそうです。

そういわれれば、先生の当時の作品には、グラデーショントーンが多用されている部分があり、先生の綺麗で繊細なタッチの画風にとてもマッチしていると思われます。

なので「乳首残像」という効果のキーになったものは、グラデーショントーンであり、奥浩哉氏とほぼ同時期に、同時多発的に発生した効果だったという事がわかりました。



■まだまだ追います!!

この記事については、また何か新しい事がわかりましたら、報告いたします。
というか、最初にこの記事を書いたときに、こんなに自分でも深く調べる羽目になるとは思っていませんでした(^_^;

しかし、うたたねひろゆき先生に直接お話しができたことは、本当にラッキーでした。たまたま参加したパーティー名簿に、うたたね先生の名前があったのを見たときは、コントばりの2度見をしてしまいましたよ!!(@_@)

そして、訳のわからない質問にお答えいただき本当にありがとうございました。
しかし…
もっと詳しい事をお聞きするために、あとで連絡先をお聞きしようと思っていたんですが、そのことをすっかり忘れてしまった…_| ̄|○

あああぁぁ〜なんて、バカ!

というわけで、もし万が一、うたたねひろゆき先生、この記事を読んでいたら連絡下さい<(_ _)>



つづく… のか?

2009
【予告】紺野あずれ先生インタビュー(質問募集)
0 ero


さあ、「えろまんがけんきゅう(仮)」もいよいよ第2シーズン突乳、いや突入です!
第2期のトップバッターのゲストは「こえでおしごと!」で女子高生にエロい言葉をしゃべらせまくって「淫語プレイ」なる新たな境地を編み出した、紺野あずれ先生です。

といっても、インタビュー自体はまだ先なので、ゴージャス宝田先生の時と同様、事前質問を受け付ける事にしました。こんな機会に先生に是非聞いてみたい! いや、先生に淫語をしゃべらせたい(でも無理)!などの、質問を受付中です。

というわけで、インタビューは9月後半〜10月上旬公開予定で、スケジュールはすでに進行中です。また、第2弾第3弾とゲストはすでに決まっていますので、インタビュー記事も楽しみにしていてください( ^_^)/




■期限は19日まで!

質問は、下のフォームからお願い致します。
今月の19日まで受け付けいたします。


また、質問以外にも純粋にメッセージを先生に送りたい方でも、フォームにかいていただければ、インタビュー時に責任を持ってお渡しいたします。多くの質問、応援メッセージをお待ちしています!