少女キャラクターから見る、ゴージャス宝田...
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「エロマンガノゲンバ Vol.1」世界初...

2009
ゴージャス宝田先生 インタビュー
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ああ〜本当にお待たせいたしました。同人誌作業に集中するために公開を遅らせていた「ゴージャス宝田先生」のインタビューをようやくお届けいたします。

ただ、本当に申し訳ありませんが、今回公開できる範囲は全体の4分の1程度で、主にネットで受け付けた質問の部分だけを抜粋して公開いたします

質問は本当に多くの方からメッセージを頂き、全部ではありませんが、それを直接宝田先生にお聞きするという形で行い、今回はそれを何とか1つの記事にまとめてみました。



■インタビューは徹夜明け!

インタビューを行った時期は、事前に打ち合わせをして、ちょうど原稿を上げたあとの少し余裕がある時期。ということで6月の後半を予定していました。しかし、少し原稿が遅れ、なんとインタビュー当日は、新刊「ププププリンセス」「そんっなに妊娠させたいの?」の最後の原稿を仕上げたあとの徹夜あけという、なんとも申し訳ない状態の時に新宿に来ていただきました(^_^;

すると、先生が着くやいなや、ヒット出版の担当編集者の人も何故かお出迎え(笑)
なんと、新宿で直接原稿を担当さんに渡すというコンボ! いや〜貴重な瞬間を見せていただきました。

徹夜明けで疲れているはずなのに、もの凄くテンションの高い宝田先生と一緒に、インタビューをする、新宿の貸し会議室へ移動し、さっそくインタビュー開始です!!

ゲストプロフィール
ゴージャス宝田

2001年、同人誌の短編集(おりこうぱんつ:FOX出版)を集めた単行本を発売。2002年『コミックヒメクリ1月号』(FOX出版)で、商業デビュー。2007年、伝説となる単行本「キャノン先生トばしすぎ」(オークス)を発売。エロを越えた感動的なストーリーで、分散しがちなエロ読者の心を一気にわしづかみにした。
鬼畜から純愛までを巧みに、繊細に、そしてダイナミックに描く!
■読者からご質問

稀見:さて、今回は宝田先生にインタビューと言う事で、私以外にもいろいろ先生に聞きたいことがあるファンが多いと思い、ネットで質問を公募しました。全部ではありませんがいくつか質問させて下さい。
読者:(質問)「いちゃラブ大全に選ばれたことをどう思いますか?」

「いちゃラブ大全」(インフォレスト)
稀見:そういえば、ルンペン貧太とキャノン先生が選ばれていましたね。
宝田:いや〜本(いちゃラブ大全)が送られてきたんですよ。いや〜こういう本があるんだって思って。一通り見たんですが、選んでいただいて光栄ですよ。嬉しいです。

こうやっていろんな人に見てもらえることは、本当光栄です。

読者:(質問)『同人誌で描かれている「空飛ぶおりこう」シリーズのような鬼畜、陵辱系の作品から、商業誌で描かれている純愛系の作品へ、作品の傾向が変化された事には何かきっかけがあったのですか?』
宝田:ダメって言われたから(笑) 

出版社に原稿依頼されたので「じゃ、描きます!」って言ったら「鬼畜」はダメですって言われちゃったんです。
稀見:え、でも「おりこうシリーズ」を読んでオファーしてきたのに、その路線をダメだって言われちゃったんですか?
宝田:そうなんですよ。だから、それが凄い不思議だな〜と思って。一応同人誌をまとめた「おりこうシリーズ」を出して、それはそこそこ売れたんで、それを見て他の出版社の方がお仕事の話を持ってきてくれたんです。

なので、僕も当然そっち系(鬼畜系)を要求されてるんだろうな〜と思ったら、ページは何ページで、締め切りは何日だけど、鬼畜はダメです!って、みんな、全部の出版社に言われました(^_^;

でも、当時は僕自身の中では「鬼畜」も「純愛」も描けるぞ!というどっちのアプローチも可能だぞ!という気持ちはあったので「純愛もの」を描きました。
稀見:では、逆に「今」鬼畜ものを要求されたらすぐに描けます?
宝田:描けるとは思いますが… 精神力が必要だと思います。

デビューした頃はギリギリ大丈夫だったとは思うんですが、今はプライベートがきついんですよ(^_^; 寂しいんですよ。もう毎日泣きながら暮らしてるんです(笑)

「鬼畜」って、僕自身の持論なんですが、プライベートが充実していないと絶対描けないんですよ。実際問題プライベートが充実していた頃「おりこうシリーズ」が一番のっていたんです。
稀見:その気持ちわかります。「鬱系」マンガってあるじゃないですか? あれって、本当に落ち込んでいる人は絶対読めませんし、そういうのが好きな人は比較的「充実」しているように見える人が多いです。悲劇を見てカタルシスを感じるのに似ていますね。
宝田:さらに言うと、僕なんかは「マンガが全て」なんですよ。もうマンガしかない。マンガで呼吸しているようなものなので、その世界で酷いことが始まったりすると、僕の全てがそこに入っちゃうわけですよ。同時に、そこから全てを吸い上げるわけで、辛いときは楽しいマンガを、楽しいときは酷いマンガを描きたくなりますね。

満ち足りない部分をパワーにして描いている感じはしますね。鬱屈しているものとか…。 今はあまり言われなくなったけど、僕らの時代はマンガを描いている奴は「暗い」とか言われていて、そういう自分の中にうつうつと溜まっているものがある方が、体だったり言葉以外で表現するには都合がいいのかもしれませんね。

なので、何故「鬼畜」から変化したのかと言われたら、出版社にNGと言われたのと同じぐらい「寂しい」から(笑)ですかね(^_^;
読者:(質問)『ファンレターをもらう事は多いですか?』
宝田:うん。でもコミケとかではもちろん男性が圧倒的なんですけど、不思議なことに手紙をくれるのは9割ぐらいが女性の方なんですよ。でもって、何が嬉しいかって、書いてあることが「ゴージャスは女心を解ってる!」という内容なんです。ああそれがもう超ウレシー!(おどる)。 ということは自分の妄想が「リアル」って事でしょう(おどる)
僕が毎日毎日毎時間、頭の中に住んでいる女の子と会話やデートとか… もしかしたらオナニー中の妄想の中の女の子の恥じらい方まで「リアリティがある」って事じゃないですか!ぎゃー♡♡♡(さらにおどる) もちろん僕は男性に向けて描いているんだけどこればっかりは男の子に「女心が解っている」って言われても「そう…そうですか…?」じゃないですか。女の子に「女心解ってる」って言ってもらったのは超ウレシイ! おかげでオナニーも倍楽しい!
稀見:「キャンとば」のキャノン先生が、貧太をもの凄い勢いで罵りはじめるけど、だんだん甘い感じに恥じらい(照れ)が出るシーンとか、グッと来ますよ!

怒っているはずなのに!?


あと、私が思うのは、外見はあくまで少女として描かれていますが、先生があくまで1人の「女性」としてキャラを作っている点が、女性読者の支持を得ているんだと思いますよ。
宝田:そう、そうなんですよ!!!

そこはよく誤解されるんですが、子供っぽいとか、幼稚なのが好きではないんです! 無知とか純真などを求めているわけではないんです。僕なんかから見たら、どんな小さな女の子でも僕より頭いいし、もちろん体は小さいし、筋肉も弱いけど、でも「生命」「生物」としては僕より全然強いし、僕より全然頭がいいと常々思ってるんです。ちっちゃくて、弱くて、知識がないことを上から見ている訳じゃないんです。むしろ下から憧れの眼差しで見上げているというか…。

常々思ってることなんですけど、何を持って男か女かというと、僕は「心」だと思っているんです。女の子が女の子である理由は体でなければ「心」な訳なんです。生まれたときから「女心」を持っているのが女であり、それは例えば男の肉体を持っていたとしても「女心」を持っていればそれは女なんです。「女心」を持っていれば、5歳でも10歳の女の子でも、80歳のおばあちゃんでも「女心」は持ってるわけで、僕はそういうのが好きで、そこを描きたいんです!
ただし、それを一番強調するのは「12歳」という年齢なんです、僕の中では!
なんでかというと、ここはもの凄く大事なんですが、僕はよく「ハンデ」のある女の子を描くんですが、僕が「女心」を一番明確に示せる年が12歳だと決めているのは、肉体にハンデがあるからなんです。

大人の女性だと肉体は成熟していて、経験もあるから例えば好きな男性がいたときに、経験に基づいて行動したりとか、あるいはセックスアピールのある肉体を使ったりと、ようするに「武器」がある訳なんです。でも、少女の場合は、大半の男性にとってセックスアピールがない存在なんです。肉体もぺったんこだし、経験もないから、知恵を働かせたり、経験に基づいた武器を使う事ができないんです。僕は「武器」を持っている人は描きたくないんです!「武器」を持ってない娘を描きたいんです!

だからこそ、僕はこの年齢の子にこだわっているんです。

もちろん、この年齢の子にセックスアピールを感じる人達がいるのもわかってはいるんですが、女の子は違うじゃないですか? 女の子は常々武器を持ちたいと思っている訳ですよ、女の子の視点から見れば。女の子は、もっと魅力的な大人の女性になりたいと思っているんですよ。でも、自分に肉体のハンデがある事をわかっている訳で、なので、そのハンデに対して葛藤するんですよ。
稀見:私もそれは感じていました。その気持ちなどがよく表れているシーンがこれだと思うんですよ。「お兄ちゃんクチュクチュしすぎだよっ」の中の「ダウンワールド」のシーンに、大人の女性達に囲まれながらも、決して負けないと、同じ女性として背伸びするシーンですよ。

子供扱いはされたくない!!

宝田:でも、当然この子は知っているわけですよ。周りの女性に比べて自分はセックスアピールもなく、経験という武器を持っていないことを…

そういう子が、好きな人のために何かしようとか、この中で闘おうとしたら、もう言うしかないんですよ! そう、その「勇気」を描きたかったんです!
読者:(質問)『同人誌を含めた今まで描いてきたキャラクターの中で特に思い入れがあるのは誰ですか?』
宝田:ゆらさんかな?(ゆらゆらシリーズの、事故で両手両足を失った少女)うまく行けば、今年の夏(コミケ76)に総集編と、最終巻が出るかもしれないですが…

ゆらゆらシリーズ 3


でも、みんな好き(^_^;

今一番気になっているのがゆらさんなんだけど、波があるんです。描いているときはその子にかかりっきりじゃないですか?
例えば、中学の時に好きだったあの子、高校の時に好きだったあの子、みたいな感じで思い出すんですよ。思い出したらしばらくその子が気になるじゃないですか?そう言う感じです。
読者:(質問)『ゴージャス宝田先生の作品は世間にて、どの作品もそのストーリー性を高く評価されていますが、その事について先生御自身はどのように感じられておりますか?』
宝田:凄く嬉しいです。

やっぱりストーリー込みでエロだと思っているので、ストーリーも評価していただけることは嬉しいですね。
読者:(質問)『お尻からぬいぐるみ等の恐ろしく独創的で過激なプレイは、どのようなきっかけで思い付かれるのですか?』

ぬいぐるみは何でも収納!

宝田:布団に入ってチンコをいじっているとき(笑)
稀見:でも、ぬいぐるみ出産プレイは、「キャノン先生」以前からやってましたよね? たしか「おりこうママ」だったかな? だから「ありすブレイカー」で「肛門にくまの人形?うそだぁ」って言うのがセルフパロディになっていて笑いましたよ。

キャラが先生の作品にツッコミを!!

宝田:ははは、それ気づいている人めったにいないかも(^_^;
読者:(質問)『原稿作業中等に音楽は聴かれますか?もし聴かれているならば、どのような音楽を聴かれますか?』
宝田:聴きます、ちょー聴きます。でもゴメンなさい、アーティスト名とか曲名とかはわからないんです。知り合いにMDの束を渡すんですよ、年に1回ぐらい。そこにとにかく「オタクっぽいもの」「アイドル声優」「ゲームミュージック」を入れてくれって頼むんです。とにかくオタクっぽいものですね。

「アイドル声優」系の曲とかは歌詞を聴いているうちにムラムラと妄想力がはたらく事があります。
歌詞にぐっと来る事が多いんですね。
だから洋楽やインストとかは聴きませんね。歌詞が付いていて、聞き取りやすいもの。そういう意味では声優系は発音や滑舌がいいのでよく聴きますね。

でも、アーティスト名とか曲名はわからないから、たまに仲間に誘われてカラオケに行ってみんなが歌っているのを聴いて初めて「あ、この曲はこのアニメの主題歌だったんだ!」と、わかるときがあります。
読者:(質問)『昨年の冬コミでジャンヌダルク本を発行されていましたが、ジャンヌダルクに興味を持たれたのはどのようなきっかけなのでしょうか。本のタイトルなど教えていただければ幸いです。』
宝田:レジーヌ・ベルヌーという人がいるんです。その人は、フランスにあるジャンヌ研究所の初代所長で、世界的ジャンヌ・ダルク研究の権威でもある人なんですが、その人の本「ジャンヌ・ダルク」を読んでジャンヌ・ダルクに目覚めました。

「ジャンヌ・ダルク」著:レジーヌ・ベルヌー


僕もみんなもだと思いますが、ジャンヌ・ダルクを何となくとしか知らないと思うんです。でも、ジャンヌ・ダルクという人物と、彼女のフランスでの扱われ方の推移をきちっと見ると、もうホントメロメロになりますよ〜(^_^;

なので、きっかけはその本を読んだからですね(^_^;
読者:(質問)『おりこうシリーズって終わったんですか?』
宝田:終わってませんよ。

もう最終回の話は決まっていて、描こうと思ってます。でも今は同人誌にしてもやりかけのシリーズがあったり、商業の仕事もあるので、そういうのが全部一段落してから描こうとは思ってます。ただ基本的に「おりこうシリーズ」は時期を選ばないと思いますから、早く出さないといけないって事はないと思うので、待っている人には申し訳ないけど、いつか出します、としか言えません。
稀見:自分の中では完結している!という話ではないので、その言葉を聞けただけでもファンの方は安心すると思いますよ〜
読者:(質問)『ルンペン貧太はこの先もエロ漫画一本でやっていくものと思われますが、ゴージャス宝田先生は将来どうされたいとお考えですか?』
宝田:一番大事なことは、自由に描きたいんです。今仕事をさせてもらっているところは、何にも文句を言わないで、僕が描きたいことを描きたいように描けるんです。

ところが、去年ぐらいから結構一般誌の編集さんから声をかけてもらうんです。
そして、打ち合わせをするんですが、そこで「これこれこういうアイディアがあるんです!」って言うんですが、「それはちょっと…」「あ〜それはねぇ…」って言うので、「では、何がOKで何がNGなんですか?」って聞いたんですよ。

そしたら、一般誌では体液がNG。体液がダメなんですよ!!だからいきなり「飲尿」がクリアーできないんです(笑)

だとしたら、僕に何を描けと!(^_^;
稀見:私もちょっと不思議だったんですが、一般誌の編集さんは宝田先生に何を描かせたいんだろう? と思って(^_^;
宝田:一般誌から話が来るときには、一般的には「エロコメ(エロいコメディー)」なんです。でも、エロコメ描くんだったら、エロ本でエロを描く方がよっぽど自由なんですよ(^_^;

なので、わざわざ制限の多い一般誌でひぃひぃ言って描く必要はないんですよ。だから、エロを描くんだったらエロ本で描く!と。ただ、一般誌でエロとかじゃなくて、エロ無しでもかまわないから、好きなものを描いていいですよ!と、もし来るんだったら、一度もエロマンガ以外を描いたことがないので、挑戦してみたいという気持ちはあります。でも、あるんですが、大前提として、好き勝手やらせてもらえないと嫌なのですよ。でも、だから、そんな編集部なんてないんですよ(^_^;

なので、この質問の意図が非エロのマンガを描く気がありますか? と言う質問だったら「ある!」と言うことになりますが、発表の場が一般商業誌というのは「無い!」と思います。同人誌なら「ある?」かな。
稀見:いやいや、この記事を読んだどこかの編集部の人が、きっと声をかけてくれますよ。



■愛・ダイナミック!!!

稀見:現時点(インタビュー時には発売されていなかった)ではまだ発売されていませんが、6月27日に発売された新刊2冊「そんっなに妊娠させたいの?」と「プププププリンセス」の宣伝をお願いします。

プププププリンセス


そんっなに妊娠させたいの?


宝田:あんまり売れないと思う(笑)

売れる要素はあまりないですが、気持ちはこもってます。単行本の中にも描いたんですが、去年ちょっとキツイことがあって(^_^; で、「プププ」の最終回で悪の大ボスを倒すときに、ホントに意味もなく

「愛・ダイナミック!!」

オレの叫びをきけ!!


って叫ぶんです(笑) いや、ほんと意味わからないと思うんですけど、でもそれは僕が放心状態の時に頭に浮かんだ言葉なんですよ(^_^; その「愛・ダイナミック」が、今僕が叫びたい全てなので、とりあえずそれを目撃してほしいと(笑)で、その言葉の意味がわかったら、僕に優しい言葉をかけてください(^_^;

あと、7年前のデビューしたての頃のマンガと、一番新しいマンガの2冊が出るので、その2冊を見比べて、ニヤニヤしてくれると嬉しいです(笑)


■ファンへのメッセージ

稀見:苦手だとは聞いていますが、最後にファンの方にメッセージを!!
宝田:好きです。僕が美少女だったら、みんなにキスしたいくらい好きです。(笑)
稀見:宝田先生は今年の夏コミもスペース取れてますよね? じゃ、もし、先生が美少女に見えたら、ファンの皆さんはキスされてあげてください(笑)
今日はお忙しい中、本当にありがとうございました。
宝田:こちらこそ、ありがとうございました。



■インタビューを終えて…

ゴージャス宝田先生はとにかくパワフルで、かつ熱いお方です。そして、本当に自画像そっくり、いや「ガハハも11」の中のキャラと同じ裏表のない方ということが分かりました。実は、インタビュー後も、校正のために直接会ってお話をしているのですが、いつ何時も真面目に熱く接して下さいます。

インタビュー当日も、徹夜明けというのに、マンガ家さん達の飲み会に参加して常に楽しい話題を振りまいていらっしゃいました。ただ、本当は2次会以降も付き合いたいと言ってはいたんですが、新刊の書店チラシの仕事がまだと言う事で、1次会でお帰りになり、また徹夜だったそうです(本当にパワフルです)。

■こぼれ話…

同人誌にも載せてないちょっとした話があるのですが、他に語る場所がないのでここで書いちゃいます(^_^;

「キャノン先生」の単行本の表紙は、下書きを宝田先生。そして、CG塗りをシノ先生が担当されています。
先生が色の指示をして、シノ先生が塗っていくという進め方だったんですが、ある日シノ先生からこんな質問が来たそうです。

「表紙の右上の物体は何ですか?」(´・ω・`)

青い丸の部分にある物はいったい??


絵の中の青い丸で囲った部分の画材の事だったそうです。これはもちろん、アナログ描きをしている方なら知っているとは思いますが「RUB TONE(ラブトーン)」と言う、トーンを定着させる棒の事ですが、デジタルな絵描きのシノ先生は使った事がなかったらしく、いったい何なのか分からなかったようです(^_^;

RUB TONE 響きだけはいやらしい〜


アナログなキャノン先生の現場をデジタルで描くという面白いコラボで発生した、ちょっとしたハプニングでした。マンガの描き方が本当にいろいろ変化してきているんだな〜と言うのを実感した話でもありました!


■続きはKindleで!!(宣伝)

 ゴージャス宝田先生インタビュー完全版は当初は「エロマンガノゲンバ Vol.1」に
収録されていました。しかし、Vol.1は2010年に絶版になってしまい、紙媒体では新たに読む事ができませんでした。再版も考えたのですが、コスト面やその他の記事が時事ネタなので、鮮度的に問題があったため断念していました。

 しかし朗報です。読みたくても読めなかった人のために、電子版(Kindle版)として復活いたしました。Vol.1全てではないですが、「ゴージャス先生」のみ格安で提供させていただいています。同人誌の時はモノクロ本文でしたが、電子版ではカラーに出来るところは全てカラー化もしています。

 というわけで、完全版が読みたい方は、以下のリンクからよろしくお願いいたします!!



【インタビュー関連リンク】
 
522 ero

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