このエロマンガサイト?を立ち上げる際に悩んだのが「エロマンガ ベスト10」のような企画をすべきか?
このサイト自体は、レビュー専門サイトでもないし、なにより私自身がそんなに「エロマンガ」を読んでいない。正確ではないが、去年買った成人向けマンガの冊数なんて、40冊ぐらいである。
なので、そんな自分が「このエロマンガを読め!」みたいなえらそうなことが言えるのか? と、実は悩んでいた。もちろん、エロマンガ自体は好きなのだが、広く深くエロマンガを読んでいるわけでないし、性癖的にもかなり偏りがある。
まず、エロマンガファンとして一番のメジャー性癖「ロリ」が苦手である(^_^;
これは、非国民ならぬ、非エロマンガ民と言われてもおかしくない。さらに、私がエロを買うときは基本的に、試読ができる「メロンブックス」や「とらのあな」などである程度自分の好きな傾向のエロマンガしか買っていない。この時点で、すでに全体を語る資格がない(^_^;
と、最初はやはり私なんかのできる企画ではないと思っていた。
しかし…
本当にそれでいいのか? という気持ちも同時に起こってはいた。ようするに、こういうエロマンガのベストテンのような企画は、基本的にほぼ他人と被ることのないランキングになる「100人100エロ」の企画だ。だとしたら、誰のために行う企画かというと、他人に参考にしてもらうためではなく、あくまで「自分のため」なのだ!(^_^;
自分のためというよりは、エロマンガファンが、自分はこんなにエロマンガが好きなんだ!と言うことをアピールする場であって、レビュアー、もしくは私のようなサイトを持つ人間のある意味「義務」なのだと!(笑)
というわけで、自分にかなりの言い訳をしつつも、やはり自分のベスト10を考えてみることにした。
さらに、どうせならと
「酔拳の王 だんげの方」さんのところでやっている
「2008冬 エロマンガ10 〜アカネを追いかけて宝物を発見したあの頃〜」に参加してみることにした。
ただ、やはり読んでいる冊数が少ないので、ベスト10と言う形でランキングすることは難しいので、10冊に絞り込むと言う作業で勘弁してもらいたい。
選考基準は、mixiで行っている今年行ったエロマンガのレビューでの星の数を参考に10冊を選んでみた。
題名:おねえちん
著者:Rate
出版社:茜新社
すいません、ふたなりファンとしては外せません。年々変わる性癖がリンクしているのが怖いです。
題名:YELLOW★POP
著者:けものの★
出版社:コアマガジン
コメディーとしてのテンポがよかったです。こんな神様ならやっぱりほしいですよね。(^_^;
題名: エプロンプレイ~未亡人食堂繁盛記~
著者:西 安
出版社:ワニマガジン社
設定に完全にやられました。もちろん、カラーページの美しさ、絵のうまさもすばらしいです。人妻好きになりました(^_^;
題名: LUST TRAIN
著者:まぐろ帝國
出版社:茜新社
エロマンガ人生をかけた!という入魂の一冊。R35とも言えるマニアックなパロディーに砕けました。
題名:思春期クレイジーズ
著者:紺野 あずれ
出版社:コアマガジン
アナルセックスプレイに「新解釈」を取り入れた、異色の作品にして、軽くショックを受けた作品。アナルでは浮気にはならない!はすばらしい発想です。
題名:な美(ちゅ)らる
著者:てりてりお
出版社:コアマガジン
フェチズムが他の作品に比べてこだわりが強い。そういうニッチな感性にあこがれます!
題名:Second Virgin
著者:ここのき奈緒
出版社:コアマガジン
背徳感をうまく表現している、ある意味日本のエロ美徳を感じさせるエロマンガ。
題名:菜々子さん的な日常RE
著者:瓦敬助
出版社:コアマガジン
正確に言うと、これは成人指定マンガではないが、エロ妄想をかき立てる。中学生の気持ち(リビドーの初心)を思い出させてくれる作品としてあえてランクイン。
いや〜菜々子さん最高です!
題名:「娘。」のいる風俗ビル
著者:師走の翁
出版社:ヒット出版社
「完結」!? いやはや、本当にお疲れ様でした。
題名:誘惑はあかね色
著者:URAN
出版社:富士美出版
友達だからひいきしたわけではない。期待以上だったというのが本音。次回作はもっと良くなるでしょう( ^_^)/
私の好きなエロマンガは、あまのじゃく的というか、基本的に「実用的」というベクトルではなく、個性的、斬新、期待を裏切るという、エロ読みとしては本当は重視すべき点以外に注目してしまう、良くない傾向にある(^_^;
なので、決して実用的にお勧めというわけではなく、どちらかというと、埋もれた良品を探し出すような感覚(作家の方すいません、決してダメな作品という意味ではないです(^_^;)で探している感覚が強い。
去年はどちらかというと、作家買いする本以外に、新規開拓をなるべく目指して「初単行本」という方の作品を多く買った年でだった…。
そういう意味では、新しい出会いの多かった年でもあり、読んだ本自体は少なかったですが、言い作品に出会えた充実感は、今までより大きかったような気はするかも。
今年も、なるべく皆さんにいろんな意味で、面白い作品を紹介できればとは思っていますよ、ほんと(^_^;