2009
URAN先生  インタビュー (その1)
64 ero


前回のRaTe先生に続き,すぐに作家インタビュー第3弾です。
今回は、主にペンギンクラブ、メガストアHなどで活躍中のURAN先生にインタビューです。
そして、初の女流作家さんインタビューとなります。
女流作家さんと言うよりは、別の意味で若干インタビューしづらい部分があったのですが…

今回もエロトークを気にしないでインタビューができる、カラオケBOXにて収録させていただきました(^_^;

ゲストプロフィール
URAN(うらん)

現在、コミックペンギンクラブ山賊版(辰巳出版)やコミックメガストアH(コアマガジン)などで活躍中!
女性歌手のUR@N、ロリ系エロマンガ家の雨蘭とは別人。
主に成人向け漫画を描く。福岡県出身東京在住。
2006年にデビューし、08年には自身初の単行本「誘惑はあかね色」が富士美出版から発売中。
【HP】URAN-FACTORY

URAN先生は実は私とデビュー前からの友達で、よく遊びに行ったり、飲んだりしている間柄でもあったりするんです。それ故に、今さら面と向かってインタビューというのが、なんとなく気恥ずかしいというか、ようするに、インタビュアーと、受け手という立ち位置にお互い慣れていないという事ではあります(^_^;

でも、結構遊んでいるにもかかわらず、マンガ以外の事。学生時代、デビュー前、マンガの描き方などはあまり聞いたり話したことはないんです。ま〜飲みの時は、たいていどうでもいいこと話してますし、大勢いるので、逆にこういうときにしっかりインタビューしなくては行けないとは思いました(^_^;

というわけで、まずはファンにとってはどうでもいい話、私とURAN先生とのお話から…(すいません)<(_ _)>


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2009
「コミックマーケット76」(3日目東N03b「フラクタル次元」)に参加致します
7 ero
ども、稀見理都です。

去年の冬コミあたりに始めたこのブログですが、次のコミケにて早くもサークル参加をし、同人誌を出す事になりました!
非常に嬉しいです。あとは「サイゾー」が取材してくれればもっと嬉しいですが(笑)

個人的にはコミケ自体はもう晴海初期からサークルとして参加している身ではありますが、新しく始めたサークルで参加するのは久しぶりです(^_^;

ジャンルは「評論」なんですが、このジャンルで申し込むのは初めてで、受かるかどうか心配していたんですが、何とか受かってもらえました。ま、もし受からなくても委託で参加するつもりではいたんですが、やっぱり自分のサークルで参加できるとなると、俄然創作意欲(モチベーション)が上がります。

ブログとしてはまだ微妙な位置にある「えろまんがけんきゅう(仮)」ですが、新たな表現の場として「コミケ」にて同人誌「エロマンガノゲンバ」を発行致します。



コミケ配置図 8月16日(日)東N03b 「フラクタル次元」


出す同人誌はもう決まっていまして、このブログで行ってきた、「エロマンガに関わる人にとにかく話を聞こう!」という、インタビュー&情報誌になります。

もちろん、ブログでは書ききれなかった話せなかった、少し濃いお話などを追加した、フルバージョンになり、まだ作家さんの特集では「エロマンガができるまで!」という、創作の過程を取材した特集も載せる予定です。

ただ、まだ取材していない作家さんがいたり、ページ数が決まっていないので、価格は原稿を書き終えたあたりに、改めて告知させていただきます。

■サークル名の由来

サークル名「フラクタル次元」とは、数学用語です。フラクタルと言う言葉は聞いたことがあるかもしれませんが、自己相似系幾何、というか、どこまで拡大しても元の相似形が見つかる図形を扱う幾何学、とでも言うのか正確に説明するのは難しいです(^_^;

フラクタル図形の1つ ジュリア集合


そのフラクタルを扱う上で、幾何的に線と面の中間のような概念が生まれ、いままで整数だけと考えられてきた「次元」(2次元とか3次元)に、小数点を取り入れた考え方(概念)を数学的に考えたわけです。

すなわち、フラクタル次元とは次元の一般化、小数(正確には無理数)でも許される次元のことを指します。2.5次元という考え方が数学的には問題ないのです。

さて、難しい話をしたので眠くなったと思いますが、我々オタクの世界も実はそういう、整数では割りきれない不思議な次元の元に形成されている世界だと言う事にお気づきでしょうか?(笑)

アニメやマンガの2次元、もしくはラノベ当の1次元、そしてフィギア、ポリゴン的3次元の世界、が基礎としてあり、その間に生息する概念、メイドファフェや、俺の嫁的思考と、決してある特定の次元だけに留まらない、ある意味ファジィな「次元概念」を有しているわけです。

エロマンガに関しても、エロの世界にしかいない「ふたなり」、もしくは表現にプレイ。しかし、脳としては3次元化、もしくは4次元以上の領域まで飛んでいる「妄想力補完」などなど、オタクの空間は既に割り切れない「次元」の狭間に存在するのです(笑)

と言うコンセプトから、サークル名を「フラクタル次元」とさせてもらいました。
すいません。理系なので、こういうこじつけが好きなんです(^_^;

今後も、このブログで扱っているテーマで同人誌を出す場合は「フラクタル次元」で行こうと思っていますので、よろしくお願い致します。

では、さっそくスケジュールを立てなければ〜

2009
RaTe(らて)先生 インタビュー(その2)
129 ero


さて「エロマンガ作家インタビュー企画第2弾(RaTe先生)」の続きです。前回を読んでない方は、まずは(その1)から読んでね!

RaTe(らて)先生 インタビュー(その1)

さて、今回のインタビュー内容は、やはり気になる「創作の秘密」です。何故「汁」なのか「ふたなり」なのか? ファンにとっては気になるお話、そうじゃない方も「エロマンガ」としての興味深いお話が聞けるはずです。

またベテラン作家故の考え、そして新人マンガ家さんにとっても気になる、マンガ家を続ける秘訣なども教えてもらえるぞ!

能書きはいいとして、さっそくインタビューを開始しましょう〜


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2009
RaTe(らて)先生 インタビュー(その1)
125 ero


■朝ドラの舞台へ!



「エロマンガ家インタビュー」第2弾は、2回目にしてビックネームの「RaTe(らて)」先生です。
RaTe先生は作家生活が今年(2009年)で17年目というベテランで、デビュー以来ほぼ毎年コンスタントに単行本を18冊も出されていて、今なを創作活動に精力的な作家さんです。

「風薫る5月…」というぐらいさわやかな日ではなかったのですが、インタビューを行うために、先生の仕事場のある埼玉県川越まで行って参りました。
(でも、横浜から川越はやはり遠かった…(^_^;)

「川越市」は池袋から東武東上線で30分ぐらいです。城下町として盛えた街で、「小江戸」と呼ばれてもいて、歴史的な建造物が数多く残る古風で味わいのある街です。
現在はNHKの連続テレビ小説「つばさ」の舞台でも有名で、多くの観光客が訪れています。インタビュー当日もそういうグループをいくつか見かけました。


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2009
【ラテ欄】RaTe先生の「少し不思議エロ(SFE)」の世界
78 ero
ども、稀見理都です。

相変わらず亀な更新で申し訳ありません。仕事と私用がいろいろ重なり、愚痴やどうでもいいことはmixiに書いてるんですが、こっちの方が疎かになってしまっています。が、ようやく今月最初に行っていたインタビュー記事がまとまりましたので、明日いよいよ公開です!!

次回インタビュー記事を公開する先生は、表題にあるように「ふたなりマンガ」の大御所「RaTe」先生です。というわけで、インタビュー直前企画、今回はRaTe先生のちょっとした作品論を語ってみたいと思います。



RaTe先生の作品の特徴として誰もが思い浮かぶ部分として「汁」「ふたなり」があげられると思います。このフェチ度に感銘を受けてファンになった人も多いのではないでしょうか?

しかし、先生の作品の魅力は実は他にもいろいろあります。今日はあえて「ふたなり」「汁」の中心を外した、先生独自の「少し不思議な世界」をモチーフにした作品紹介を行ってみたいと思います。


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2009
『マンガ論争勃発2』発売記念 緊急インタビュー エロマンガの明日はどっちだ!
73 ero


■「エロマンガの国」に危機が迫っている!?

エロマンガと猥褻、規制問題は切っても切り離せない、歴史のなが〜い関係(^_^;

いや、私も難しい話は苦手です。でも、エロマンガという題材を扱っている以上、エロとは何だ、猥褻とは何だ、有害とは何だ!ということは、少なからずも理解していく必要はあるとは思っています。

昨今、児童ポルノ法を発端とするさまざまな、規制問題、表現問題、人権問題がびみょ〜に一人歩き、徘徊し、それに対するミスリード、マスコミ批判、とただでさえ難しい問題が、より訳のわからない問題にふくらんでいます。

いや〜はっきり言って、エロの事だけ楽しんでいたい私にとっては頭の痛い状況…(  ̄- ̄)

でも、逆に言えばエロをもっと楽しみたいから故に、この辺のことはもっと知っておかないとダメなんだろうと思い、先頃発売された『マンガ論争勃発2』の著者のお二人に直接お話を聞こうと、緊急インタビューを決行いたしました(^_^;

『マンガ論争勃発2』の簡単に紹介すると、エロマンガを含む、オタクコンテンツ文化が現在抱えるいろいろな問題を、その問題に関わっている、詳しい方にとにかく話を聞きに行くというテーマの本になっています。

特徴的な部分は、例えばある問題に関して、反対と賛成の立場の人がいるとしたら、両者の意見をしっかり聞いているという点。とにかく、なにより「いろんな意見を集めた」形になっています。

かんなぎ騒動の記事もあるぞ!


かんなぎ処女騒動」らき☆すた、などから火が付いた、「聖地巡礼&萌え地域復興」のお話、もちろん、「規制の問題」、「マンガと学問」、「図書館」、「スクールデイズ」の話まで、とにかく多種多様な話が読めて、非常に内容の濃い本になっています。

インタビューは13日、東大赤門の前の茶店で行いました。

ゲストプロフィール
永山薫
1954年生まれ。マンガ評論家。日本漫画学会正会員。コンテンツ学会正会員。近畿大学商経学部経済学科卒。主な研究と考察の対象はマンガにおけるセクシャリティとエロティシズム、江戸後期から明治にかけての錦絵と戯画、大正、昭和の挿絵。趣味は古楽から現代音楽までの音楽鑑賞。本名の福本義裕でも評論家、作家、編集者として活躍中。
著書:『エロマンガスタディース「快楽装置」としての漫画入門』(イーストプレス)他。
(マンガ論争勃発2 の著者紹介より)

ゲストプロフィール
昼間たかし
1975年生まれ。ジャーナリスト。著作家。脚本家。日本漫画学会正会員。コンテンツ学会正会員。東京大学大学院情報学環境学部研究生。主な取材対象はコンテンツの法的規制問題、オタクの文化史、ファシズム史、亜細亜主義など。地域批評家としても活動する。
編著:『日本の特別地域①東京都足立区』(マイクロマガジン社)、『日本の特別地域②東京都葛飾区』(マイクロマガジン社)。
脚本:『おやすみアンモナイト貧乏人抹殺篇/貧乏人逆襲篇』(監督・増田俊樹。2009年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭フォーラムシアター部門招待作品)
(マンガ論争勃発2 の著者紹介より)


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2009
エロマンガ家インタビューの歴史(簡易編)
40 ero
ども、稀見理都です。

4月に受けた「人間ドック」の結果は特に異常なしだったんですが、腎結石の疑い有りと「ピロリ菌」がどうやらいるようなので、専門の医者に行ってくださいと言われました。「ピロリ菌」ではなく「ポロリ菌」だとエロマンガのネタになりそうです(笑)

さて、この「えろまんがけんきゅう(仮)」のメインテーマの1つである「エロマンガに関係した方へのインタビュー企画」ですが、その中でもメインの「エロマンガ家さんへのインタビュー企画」は定期的に行っていきたい企画ではあります。

作家さんへのインタビュー企画はよくある企画ではありますが、エロマンガ家さんに限定すると、あまり見かけることは少ないようにも思えます。しかし、調べてみると実は今までにもよくあった企画ではありました。

今日はそのちょっとした歴史を振り返ってみたいと思います。

■稀見理都の作家人選基準

まずは、私がインタビューを行ないたいと思っている作家さんの基準と言うものをお話すべきかと…(^_^;
もちろん手当たり次第思いついた人と、と言うことはありません。まず単純に以下の基準があります。

・稀見理都が気になっている作家
・実際に直接お話を聞きたい事柄がある作家
・多くの人が注目している作家


この3つに集約されますが、基本はなんと言っても「気になっている作家さん」という部分が大きいです。しかし、それだけでは個人的なファン、好きなジャンル(ふたなりとか)、そういう部分ばかりになってしまいます。なので、なるべく自分の趣味指向を分散させつつ、多くのジャンルに渡って人選できればとは思っています。

新人さんからベテラン作家さんまでこちらもできれば大きな幅でオファーしていこうとは考えていますが、個人的に昔の作家さんが好きなので、そのへんは偏ってしまうかもしれません、すいません(^_^;

あ〜それでも、小心者なのでどうしても最初は自分の友人の作家さんや、お友達の作家さんなどが多くなってしまいがちではありますが(笑)

気になる=作品を読んで興味がある、面白い、どうしてこんな発想ができるんだろう?という流れが基本ではあるので、もちろん作品を読んでもいないのにインタビューをするなんて失礼な事はできませんし、インタビューするなら作家先生の本は全て読み込む意気込みでもあります(というかそうしないとインタビューなんかできません(^_^;)。

そして、なりよりそのインタビューの内容を楽しんでいただけるよう、しっかりお話を引出し、まとめ、編集できる技術をもっと私自身が向上させないといけない、と思う今日この頃です。(毎回反省の連続です(^_^;)


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2009
ふたなりエロ同人誌『碧の憧憬』販売のお知らせ
26 ero
こんにちは、枝空です。

普段こちらのブログでは、タイトルバナーや似顔絵イラストなんかを描かせて頂いていますが、今回はエロ同人誌を描いてみたので、ちょっとこちらのスペースを借りて紹介させて頂きますw

日露ふたなりエロ同人「碧の憧憬」


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2009
エロを愛するみんなのために…
14 ero
ども、稀見理都です。

今月の前半のインタビュー記事以降、完全にサボっていた仕事のつけがまわってきて、後半はさすがにクライアントの顔色をうかがいながら必至にプログラム構築する日々でした(^_^;

フリーランサーにゴールデンウィークは関係ありませんし、車も持っていないので1000円で日本中を旅する計画もなく、やはりまだ残っている仕事を淡々とこなす羽目になりそうですが、もともと人が街中にあふれる休みを避けて遊ぶことができるのも、この業種の魅力でもあるわけで、そんなにGWが羨ましいわけでもないのも確かです(^_^;

さて、このブログを始めてようやく、このブログの「個性」というか、作る方(記事を書く方)のおもしろさも増し、かつ思った以上にインタビュー企画に対する反応(おもにコメント、ウェブ拍手等)が大きく非常に予想外に嬉しさを実感してる今日この頃です。

企画もようやく一段落、小休止か?と思いつつ、実はすでにもう次にインタビューや、企画は動き始めています。(インタビュー自体は、すでにもう1本撮り終わっています)


この本の中に今後インタビューを予定している作家先生がいる?! というか、したい先生は死ぬほどいるんですが…(^_^;


マンガ家さんへインタビューなども、最初は人脈がなかったので主に知り合いや、近い方をお願いしていましたが、来月からはいよいよ有名作家さんなどの予定も入っていて、稀見理都自体もかなり緊張しています(^_^;

また、作家さんインタビュー以外の企画もいくつか用意していますので、来月はまた取材で各地をいろいろ飛び回る予定です。というか、仕事でもないのに、かつ仕事をさぼってやる事なのか?という自分への自問自答もあったりはしますが、なぜか今は「この時期」なのです!


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2009
オタクと「性教育」
106 ero
ども、稀見理都です。

今月はインタビュー記事が続きましたが、久しぶりにネタ記事です。

「オタク」は性知識をほとんどエロマンガから学びます。なので、初めてでも感じるとか、中出しでも妊娠しないとか、精液は1リットルぐらい出るとか、幼女はみんな淫乱とか、女子の半分ぐらいは「ふたなり」だと思っています。

と、もちろん「脳内」での話ですが(笑)、オタクに限らず性に関する知識というのは、学校で教えてもらう「性教育」で満足(納得)している人などほとんどいないわけで、独自のネットワークを駆使し、いろいろな方法でいろいろ情報を得ていくものです。

しかし、実践的な経験にやや奥手な「オタク」達。妄想部分があまりにも現実離れしてしまった彼らにとっての「性教育」は一般の人とはやや違うアプローチが必要でした。

そんな彼らのための「性教育本」として去年(2008年)に発売され、スマッシュヒットとなった本が「30歳の保健体育」でした。

30歳の保健体育 著:三葉


オタクと性教育と関連付けたこの本は、アマゾンのランキングで一時トップになり、ちょっとした話題になりました。たくさんある「How To Sex」本とはまた違った、オタクならではのアプローチを解説したこの本が売れた理由は、今までにないテーマを扱ったからでしょうか?

いや、実は「オタクと性教育」を扱ったテーマにはちょっとした歴史があったんです。今回はそのへんを少し振り返ってみましょう〜

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