2009
みたくるみ先生 インタビュー(その2)
100 ero


新進気鋭のおっぱいマンガ家の「みたくるみ先生インタビュー」の第2弾です。
第1弾を読んでいない方がいましたら是非、1回目から通して読んでいただけると、より理解できるので、是非読んでね!

■みたくるみ先生 インタビュー(その1)

前回は主にマンガ家になるきっかけや、動機などをお聞きしましたが、今回は作品を作る上で、影響を受けた作家さん、印象に残っている作品などを「エロ」を中心にひもといていこうと思います(笑)

創作に原点はここにあった! ここがフェチへの入り口だったなど、ファンはもとより、エロ好きとしてはとても興味になるお話だと思います。さて、どんな話が出る事やら?


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2009
エロマンガレビュアー座談会(その3)
141 ero


さて、「エロマンガレビュアー座談会」もいよいよ最終回です。ついに、レビュアーさん達の素顔が垣間見られる「性癖」の話です。レビューを読む方も、レビュアーさんとの「性癖価値観」があってこそ、本を買う決め手になる部分はあるでしょう。そう言う意味でも、彼ら自体の生の性癖トークはきっと参考になるはず!

と、まだ前回を読んでない方は(その1)から読んでね〜

■エロマンガレビュアー座談会(その1)
■エロマンガレビュアー座談会(その2)

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2009
エロマンガレビュアー座談会(その2)
59 ero


さて、「エロマンガレビュアー座談会」の第2回目です。第1回目を読んでない人は、以下より初回から読むと話がわかりやすいぞ!

■エロマンガレビュアー座談会(その1)

1回目は簡単な自己紹介でしたが、いよいよ少しずつ突っ込んだ話しに突入だ!

レビューサイトと言っても、どういう姿勢でレビューを行うという方針はそれぞれだ。事、エロマンガについては読者がどんなエロマンガを読みたいのか? また、レビュアーがどういうエロマンガを読んでほしいのか? という両者のあうんの呼吸みたいな距離感があるはずであり、それがレビューサイトの「個性」に繋がってきていることは確かではあろう。

そう言う意味において、レビュアーさん達がどういう事に気をつけているか、ポリシーを持っているかという点は非常に気になる点であり、かつ今後レビュアーサイトを立ち上げようと思っている人にとっても興味深い内容であろう。

と言うことで、今回はそう言う点を重点的にみなさんに聞いてみた。


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2009
みたくるみ先生 インタビュー(その1)
129 ero


ようやくこのブログを始めて一番やりたかった「企画」が始まりました。

実際にエロマンガを描いていらっしゃる「プロのマンガ家」さんへのインタビュー企画、まさに「エロマンガの現場!」です。頻繁にできる企画ではないので、あまり回数はこなせませんが、その分内容の濃いインタビューができれば!とは思っています。

記念すべき第1回のゲストは、現在、辰巳出版、キルタイムコミュニケーションさんなどで活躍中の、みたくるみ先生です。

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2009
エロマンガレビュアー座談会(その1)
125 ero


記念すべき「座談会企画」第1弾は、最近特に増加傾向にある「エロマンガレビュアー」さん達による、緊急座談会です!今回は記事が長いので、何回かに分けてこの座談会記事をお届け致します<(_ _)>

本のレビューサイトは数限りなくありますが、ターゲットが主に「エロマンガ」であるレビューサイトは実はあまりありませんでした。もちろん、マンガの中に一部エロマンガをレビューされているブログなどは多いんですが、比率が逆の、主にエロマンガをターゲットにしている、というと急に数が少なくなります。

しかし、これはあくまで個人的な感覚なのですが、ここ2年あたりで急に「エロマンガ」を語りたがる(笑)ブログ、レビューサイトの数が増えたように感じます。

主に「抜きツール」情報としてのエロ本でしかなかったエロマンガについて、熱く、そしてより「多くの人に読んでもらいたい!」という志を持ったレビュアーさん達の出現に、これはのっぴきならねぇ!さっそく「真意」を聞かなければと、急遽レビュアー座談会を企画しました。

今回お呼びしたレビュアーさん達は5名。主に「エロマンガ」の比率が多いブログを運営、もしくは同人誌を発行している方です。実際に声をかけた方は10名近くいましたが、地理的、時間的な問題から、実際に集まった方は5名にはなりましたが、それでも急な呼びかけであったにもかかわらず、5名ものレビュアーさん達が集まっていただけたのは、本当にありがたいことでした。



3月中旬の都内某所の「貸し会議室」にて、今回の座談会は行われました。地理的な状況から、基本的には関東の方が多い中、わざわざ金沢からお越しいただいたレビュアーさんも…(^_^;

あと、エロマンガレビュアーさんは「メガネ男子100%」!!(ちなみに稀見理都もメガネ男子です)これは1つの定説になりそうです(嘘)
座談会を始める前から、エロマンガに関する話題ですでにヒートアップ。となりの会議室、ウエイトレスのおねーちゃんなどおかまいなしに、エロトーク満載、エンジン全快!はたして、どんな話が飛び出すやら〜


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2009
「まんが王倶楽部」さんインタビュー
330 ero


さて始まりました新企画!「とりあえず気になる人(お店)に話を聞きに行こう!」企画第一弾は、八王子にお店を構えるマンガ専門書店の「まんが王」さんの、さらに専門部署の主に通信販売業務を行っている「まんが王倶楽部」さんにお話を聞きに行ってきました。

マンガ専門店といえば、古くは「まんだらけ」さんや、神田の「高岡書店」「まんがの森」さんなどがあり、今は聖地こと秋葉原に大手の専門店がどんどん進出、新規出店が絶えません。しかし、今回取材した「まんが王」さんは、そんな聖地からは少し離れた八王子という場所ではありますが、かなり昔からマンガ一筋でがんばっている、元気なマンガ専門店ではあります。

さて、では今回何故「まんが王倶楽部」さんを取材したかというと、成人向けコミック、そうエロマンガに対してHPから伝わってくる強烈な「愛」を感じたからです。
エロマンガを扱うマンガ専門店はもちろんたくさんありますが、データはもちろん、個々のマンガのレビューをしっかり行っている書店は実は多くはありません。「まんが王倶楽部」さんはかなり早い時期から、マンガのレビューをHPなどで商品と一緒に載せるという形態を取ってきました。

そこには、ただ単に本を売るための義務的な文章ではなく、エロマンガに対する「愛情」がありました。昔から気になっていた書店ではあったので、これは是非お話を聞きたいと、さっそく通信販売部のリテールマネージャーの「渡邉」さんにお話を伺ってきました。

八王子駅北口


JR八王子駅の北口のロータリーを抜け、ヨドバシカメラのちょうど裏へまわると「まんが王 八王子店」があります。書店の店舗は、ここ八王子店と立川店がありますが、通信販売部の「まんが王倶楽部」さんはこの八王子店のビル内にあります。

まんが王 八王子店




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2009
ようやく方向性が見えてきた
51 ero
ども、稀見理都です。

まず、もう気づかれているかと思いますが、若干システムがバージョンアップしています。

記事の一番下に、よくある評価ボタンを設置しました。

評価ボタンシステム 単位は「エロ」!


5段階評価で、何も押さないのが一番悪い評価です(笑)
でもって、もし多少なりとも評価していただけたら、エロポイントが上昇する仕組みになりました。と同時に、WEB拍手のような機能が起動して、コメントも送信できます。書き手として一番反応がないのが寂しい状態ではあるので、なんでもいいので感想をいただければ幸いです。
(おまけとして、何か感想を送っていただけると、Hなイラストが見られますよ〜)

その他、ブログ以外に「特集」「ギャラリー」「同人誌」という項目が増えました。
といっても、形だけですが、今後こちらのコンテンツの充実もはかって行ければと考えています。

あ、ギャラリーだけは今までのTOP絵のフルギャラリーが載っているので、見てね〜


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2009
男性の性欲を満たすためにがんばっている少女(女性)達
130 ero
ども、稀見理都です。

コミケ以外の即売会にはあまり参加したことがなかったのですが、先日初めて「例大祭」なるオンリーイベントに参加してきました。

オンリーと言っても、ビックサイトの東館半分をフルで使うほどの規模です。コミケとはまた違った盛り上がりでしたが、東方系の同人誌は「エロ=販売促進」と直結しない珍しいタイプのジャンルだと言う事を実感しました。いや〜 同人誌ってある意味「エロ」要素が起爆剤となって広まったジャンルだと思ってたんだけど、エロをあまり重視しない2次創作って言うのも今後は増えていくのかな〜とか、ちょっとしたカルチャーショックを受けたイベントでした(^_^;

さて、今日は久しぶりのレビューですが、若干テーマの被ったマンガなどを紹介ししてみたいと思います。

ずばりテーマは「男性の性欲を満たすためにがんばっている少女(女性)達」です。

と言っても、エロを楽しむと言うこと自体は「男性の特権」という時代ではもう無くなってきているので、アダルト産業に従事している女達というのが正確なところだとは思います。

今回のポイントは、そういうアダルト産業に好きでその業界に入ってきたと言うよりは、ある意味無理矢理、強制的に、または自分探しとして入ってきた、普通の少年達が戦争に巻き込まれちゃった〜というガンダム的パターンとも言えるでしょうか

■言葉の力を改めて感じさせられる

こえでおしごと! (著)紺野あずれ


もう今更レビューすることはないぐらい、いろんなところで語られている「こえでおしごと!」です。
このお話は16歳になった少女がいきなりエロゲーの声優としてお仕事をさせられる、という「エロゲーというアダルト産業に強制的に従事させられる少女」のお話でもあります。

ただ成人マンガではないため、もちろん濡れ場、と言うかセックスシーン(それっぽい描写は出てきますが)ありませんが、年端もいかない少女が「淫語」を発する、という新しい「エロス」の表現を取り入れてブレイクしました。しかし、淫語自体がエロスなのでしょうか? いえいえ、もちろん違います…

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2009
エロマンガで英語勉強!
49 ero
ども、稀見理都です。

開設してまだ2ヶ月足らずというのに、いつの間にか10万アクセスを越えていました。ほんと、あまり更新しないサイトではありますが、これほどの人に来ていただき本当に嬉しく思います。

今後はもう少し、更新度を上げてより面白いと思ってもらえる情報を書いていければと…(^_^;
ハイ、がんばります。

今日のテーマは「英語で読めるエロマンガ」です。

DOMIN-8 ME! (著)TAKEMURA SESSYU


マンガはすでに英語でも「manga」と呼ばれるぐらい世界共通語となっていますが、じゃエロマンガはどうなんでしょうか? アメリカのオタクはすでに「ero」「guro」(エロやグロ)などの言葉を好んで使っていますが、まださすがに「ero manga」はそれほど一般化はしていないようです。

エロアニメを「hentai(ヘンタイ)」と呼ぶことは日本人でも知っている人もすでに多いとは思いますが(しかし、最近ではhentai = エロアニメ、と言うわけではないようですが)、エロマンガという言葉がまだ一般化していない理由は、そもそもアメリカなどで日本のエロマンガがあまり流通していない事が理由だと思われます。

あくまで、流通していないだけで、いわゆるスキャンzipなどはアングラで出回っているのですが(アニメのファンサブに近い存在)正規に版権を買ってエロマンガを出版する出版社が少なく、流通が少ない故に、言葉自体もあまり浸透していないのかもしれません。

しかし、少ないながらも日本のエロマンガの版権をとって翻訳して出版している出版社があります。アメリカの出版社「Eros Comix」は主にアダルトコミックを販売している出版社で、日本の正規のエロマンガも少ないながらも販売しています。

なんと、このアメリカ版のエロマンガはアマゾンでも購入可能なので、日本でも購入可能なのです。と言うわけでさっそくオリジナルとの比較を行ってみました。

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2009
ティーンズラブにおけるエロ表現の比較
56 ero
ども、稀見理都です。

久しぶりの更新ですが、すでにネタが切れかかっています(^_^;
というのは半分嘘で、仕事や私用に追われていました。

一般記事以外にも別の企画も準備中なので、まったりとお待ちいただければ幸いです<(_ _)>

今日はエロはエロでも、ティーンズラブ(以下TLと略)について書きたいともいます。

TLは名前からだけの推測では、10代のための「愛」をテーマにしたマンガ、となりますが、基本的には明確な定義付けは未だにはっきりとしたものはありません。

現在発売されているTLレーベルを読んだだけでは、各社TLとは言っていますが、内容はまちまちで、基準もあまり明確ではありません。性描写だけを見るならば、ソフトなものもあれば、ハードなものもあります。

何を持って「TL」なのか?と言う問題は非常に難しいですが、個人的には広義な意味で「性的な描写を含む少女マンガ」と考えてはいます。ようするに、恋愛がテーマのマンガであれば、一般の少女マンガではキスまでの過程を描くものだとすると、TLはSEXを含めた部分まで取り入れたマンガ、みたいな感じです。

また、TLのTEENは10代(といってもハイティーン)を指しますが、マンガに出てくる人物が10代というわけではなく、やはり「10代の女の子のためのマンガ」と考えるのが自然と言えるでしょう。

すなわち、性描写というものがマンガの中に取り入れられているマンガにはなります。事実、性描写がないTLはほとんど存在しません。では、TLにおけるエロの表現は、男性向けの成年コミックとはどう違うのでしょう?と言う部分は気になりますが、それを書こうと思ったら、やはりもの凄く多くのTLを読まなくてはいけないので、今回は主にTLの黎明期(過激編)のお話をその中核的な存在であった雑誌「少女革命」を例に振り返ってみたいと思います。

少女革命 vol.1 1998年6月発行



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