個人的に今回の号のインタビューで一番実現が難しいと思っていたのが、このお二人のオファーでした。
というのも、お二人とも人気作家さんで、とても多忙なスケジュールを抱えていることはわかっているというのに、2人同時オファーという無茶な企画…(^_^;
しかし、ほぼ諦めていた頃に1通のメールが届き「スケジュールが合えばOKですよ~」のお返事が…。
キターーーーーーーーーーヽ(*°ω°)ノ
(;゚∀゚)ハッ でも、お2人同時ということは、2人分の作品を全部読まないといけない訳で、かつ、もちろんエロだけではなくBLも読まなくては! ということで、嬉しい反面、宿題も山積という、相変わらず初めて尽くしなインタビューになりました(笑)
ゲストプロフィール
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Benny’s(ベニー)
BL4コマ(ひかり出版)でデビュー。エロは「コミック・ラッツ」(司書房)でデビュー。ペンネームの最後の”S”は読まないのが正式だけど、読まれても特に気にはしていない。作画は枠線引きと、トーン作業を主に担当。ベタが苦手。
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ゲストプロフィール
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井ノ本リカ子(いのもとりかこ)
「ドルフィンJr.」(司書房)でデビュー。恥ずかしがる女の子を描かせる事には定評がある。またBL作品は男性向けとは作分ががらりと変わり、鬼畜系も巧みに表現し、BL系では珍しいスカ表現も多い。
作画はベタ担当。まっすぐな枠線が描けない!
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■原稿届けに行くと「夕飯食べてく?」みたいな感じで…
稀見: | 今日は本当にお忙しい中、しかもお二人同時にありがとうございます。
今までインタビューを行ってきて、二人同時に行ったことはなかったので非常に緊張しています(^_^; |
稀見: | えーまず最初は、お二人のデビューのきっかけなんですが、基本的な事はマンガの後書きに描かれていたのでわかってはいるのですが、その辺のところをもう少し詳しく教えていただけますか?
確か、友人と遊びに行った司書房の編集部でそのままスカウトされたとか? |
井ノ本: | 共通の知人がいまして、その人の紹介で「司書房さんにちょっと作品持って行ってみない?」な感じで誘われて、でそれでお仕事をいただくようになったんです。
それまで、一応同人誌はやっていました。司さん(司書房)は雑誌の巻末に4ページショートのマンガなどを載せていたので、「じゃ、そういうので描いてみる?」と誘われてお仕事をいただくようになったのが始まりでしたね。 |
稀見: | マンガ家になろうという意志はその時はあったんですか? |
井ノ本: | 私はその頃は、マンガ自体を描き始めたばっかりだったので…(^_^; |
井ノ本: | でも、お仕事をいただけるんなら嬉しいな~という気持ちはありました。 |
稀見: | その頃の司さんの編集部というのは、そういうアットホームでフレンドリーな感じだったんですか? |
井ノ本: | 司は、ほ~~~~んとうに、いい編集部だったんですよ! それこそ、悪口言いたくても思いつかないぐらいですね(^_^; 本当に司さんにはお世話になりました。
司でデビューされた作家さんって本当に多くて、私もそうなんですけど、マンガの描き方なんかを全然知らない人、鉛筆書きで投稿して来る人とかにも、司の編集部の人たちは1から丁寧にマンガの描き方を教えてくれたんです。そこでいろいろ勉強して…という感じでしたね。 |
稀見: | デビューという点、育ててくれたという点では編集部には恵まれたと…。 |
井ノ本: | そうですね、みんな優しくて親代わりみたいな感じですね。 |
ベニー: | というか、未だに親代わりしている節はありますね(^_^; 未だに「ご飯食べてる?」みたいな(笑) |
井ノ本: | 当時はまだ学生でお金もなかったので、原稿届けに行くと「夕飯食べてく?」みたいな感じで…。 |
ベニー: | 「じゃ、中華丼を…」って高いやつを食べたりして(笑)
マンガの基礎みたいな事、たとえばタイトルスペースを空けてね!とか、枠線の幅の大きさとか、フキダシの位置、印刷の時にちゃんと見えるような位置に描くみたいな事は、司さんに教えてもらいましたね。 |
稀見: | 当時の司さんはいろんな作家を発掘して、凄く勢いがありましたしね。そういえば、米倉けんご先生も司書房でデビューされてるんですよね~ |
井ノ本: | そうですね、一度お会いしたことがありますね。たしか同じ時期にデビューなんですよ! |
稀見: | 聞いたところによると、編集部には寝袋があって、編集部に寝泊まりしたとか? |
ベニー: | あ~寝袋ありますあります!(;゚∀゚)=3 |
井ノ本: | 私たちの担当の北○さんと3人で泊まったことがあります。 |
井ノ本: | 3人で編集部の床下で夜を明かしたことが。朝になったらみんなが来て、わぁ~~って(笑) |
稀見: | 今、あまりそういう話聞きませんよね~。そもそも編集部に行く事自体が減りましたからね(^_^; |
井ノ本: | 逆にああいうことが基本だったので、どこの編集部もそうだったのかな~と思ってました(^_^; |
ベニー: | あ、でも私たちも結構長い間MAXさん(ポプリクラブの出版社)にお世話になっていますが、この間初めて編集部にお邪魔しました(笑) |
■私4コママンガ描けないんです … 実は描いているのはゴースト
稀見: | で、デビュー作がなんなのかよくわからなかったので、私なりに当たりを付けて調べてきたんですが、Benny'sさんはBLの方で司さんよりは先にデビューしてますよね? |
ベニー: | あ、そうですね。BLの方で先にデビューしていましたね。 |
稀見: | デビュー作は、単行本にも収録されているので、これ以上古いものがあればわからないのですが…。(ブレス Vol.4) |
ベニー: | いえ、ここ(ブレス Vol.4)に掲載されたのが一番古いから、デビュー作になります。 |
稀見: | この作品のデビューのきっかけは何だったんですか? |
ベニー: | これは、同人誌を読んでいただいた編集さんから声をかけていただいたんです。今はなき、ひかり出版です! |
稀見: | アンソロでは4コマを描かれていましたが、これはそういう依頼だったんですか? |
ベニー: | はい、4コママンガをこのアンソロの中に入れたいから、誰か居ないか?という流れで、お話をいただきました。4コマ要員ですね(^_^; |
稀見: | で、成人向け雑誌でのデビューが、司書房の「ラッツ」になるわけですね。 |
ベニー: | そうですね、このときは特に4コマと言われてはいなかったのに、ショートだから勝手に4コマにしちゃったんですね(^_^;
最初、表紙の自分の名前の紹介文は普通に「ショート4コマ」とかだったんですが、だんだん変になって、何とかの暴れん坊!とか暴走していくんですよ。某作家さんは、神戸の女子高生!とか書かれて…(笑) |
井ノ本: | そうそう、で編集部に「そんな方が居るんですか?」って聞いたら「いや、違うよ~(-ε-)」って(^_^; |
稀見: | あ、でも昔は女子高生エロマンガ家はたくさんいましたよ(笑) まさに非実在女子高生ですが…。
で、井ノ本先生のデビュー作はこちらですよね? 「ドルフィン Jr.」 |
井ノ本: | さささ…。(と、自分のデビュー作を伏せる先生)
う~ん、たぶんこの作品だと思います。 |
稀見: | この作品は未収録なので、確証がなかったんですが…。 |
井ノ本: | そうですね。恥ずかしくてとても見られないです。
一緒に司に行ったのは3人だったんですが、私と友人は「ドルフィンJr.」で…。 |
ベニー: | 私だけが「ラッツ」という、ちょっと仲間はずれでしたね(笑)
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稀見: | 井ノ本先生は4コマではなくて、普通のコママンガですね。 |
井ノ本: | 私4コママンガ描けないんです。未だに4コマ描けないんです~、起承転結できないんです~。4コマの仕事を過去何回か受けたことはあるんですが、実は描いているのはゴースト(Benny's先生)という(^_^;
私は仕事を受ける時に編集部の人に正直に「私4コマ描けないんで、この人(以下、この人=Benny's先生)が話し考えますので、絵を描くだけでいいなら描きます!」って話します。 |
ベニー: | ドラゴンJr.で「エンジェルリンクス」を描いていたときに、ドラゴンJr.のほかのマンガの4コマパロディー見たいのを描いてくれって言われて、その時にこのパターン(原作付き)でいいと言われたので(笑) |
井ノ本: | 1回自分で何とか描こうとがんばったんですが、3ヶ月ぐらいかかって…(^_^;
そしたら、ようやく編集さんも諦めて(笑)
「いなかの」(双葉社)でも、巻末に4コマ載ってると思うんですが、原作この人になってるはずです! |
井ノ本: | だから編集さんにも、私じゃなくてBenny's先生に催促してください!って言ってました(笑) |
稀見: | では、ちょっと行ってみようか、という感じで訪れた司書房でお二人ともデビューなされたわけですが、その時には既に、もうマンガ家として生活していく!という気持ちはあったんですか? それとも、その時は特に先のことは考えずに、楽しく描いていたんでしょうか? |
井ノ本: | もちろん、お仕事をいただけたのは、嬉しいな~という気持ちはありました。で、がんばって描こう!と、やっているうちに、ほかのお仕事もいただけるようになって、で、それを繰り返していたらこんなに時が流れた…と(笑) |
稀見: | 気づいたらマンガ家になっていた!?(^_^; |
井ノ本: | 私、将来の夢は事務員だったんです。そう考えると、だいぶズレましたね(^_^;
白いブラウスに上下の制服を着て、お茶を配る人になりたかったんです…。 |
ベニー: | でも、仕事自体がなんなのかはわからないと言う(^_^; |
井ノ本: | 話はそれるんですが、私子供の時に田舎に住んでいたんですよ。
父親の会社が凄く家の近くにあったんです、子供でも歩いて5分ぐらいのところでした。なので、いつもお弁当とか持って行ってたんですよ。
そしたら、そこの事務のお姉さんがおやつくれたりとか、ジュースをくれたりとかして、そのことが凄く印象に残っていて、その仕事に憧れて、事務員になりたかったんだと…。
でも、マンガ家になっちゃいましたが…(^_^; でも、子供の時からオタクだったので、同人誌とかも凄く読んでいたし、もちろん仕事がもらえたときは嬉しかったです。 |
稀見: | なるほど、そんな経緯があったんですね。巻末のマンガの背景がよくわかりました。何よりも司の編集部がすばらしかったという事が(笑) |
井ノ本: | いや~ホント、いい編集部でした。なので、なくなってしまったのは非常に残念でしたね。 |
ベニー: | 今でも水道橋の駅を降りると、思わず司の編集部への道へ行きそうになってしまいますからね(^_^; |
稀見: | ややこしいんですよね~(^_^; コミックハウスもややこしいけど(笑) |
井ノ本: | あそこの編集部、最初に入るのに勇気が必要だったんですよ~。 とても、堅気じゃない世界な感じで(笑) |
■Benny's先生は井ノ本先生の旦那様 ?!
稀見: | ファンの中でもいろいろ囁かれている、井ノ本先生とBenny's先生ですが、二人の馴れ初め(笑)などを、教えていただけますか?
ネットでは、夫婦説や姉妹説、はたまた双子説、同一人物説など、さまざまな憶測が飛び交ってますが(^_^; |
稀見: | ん?(゚_。)? ということは… 最初はファンだったんですか? |
稀見: | ということは、小さい頃からの友達ということでもなく…。 |
井ノ本: | 私自身は同人活動をしてなくて、ただの買う方の人でした。Benny's先生の一読者でした! |
稀見: | その頃、もう同人誌活動を始めていたBenny's先生の一読者として、最初は即売会などで会っていた? |
ベニー: | そうなんです。最初は同人誌を買ってくれるお客さんだったんですが、井ノ本が何をしている人かは知らなかったんです。でも、イベントでよく見る人…(^_^; という。 |
井ノ本: | 当時、彼女はBLじゃなくて、アニパロをやっていたんですが、私も同じジャンルが好きだったんです。そしたら、たまたま彼女が私の読みたいカップリングで同人誌を出してくれて、もちろん今までも一読者だったんですが、嬉しくなって、それで私も同人活動をしてみようと思ったんです! |
ベニー: | で、声をかけてきたのが「あ~いつも来る人」って(笑) |
稀見: | 井ノ本先生がいつも来てくれている人だという認識はあったんですね?(^_^; |
ベニー: | ハイ、ありました。お菓子の差し入れとか持ってきてくれました。 |
井ノ本: | はい、唯一差し入れをしていた作家さんでした! まだ、子供だったので…。 |
井ノ本: | コミケのパンフなんかを読んで、この世には差し入れというものがあるんだ! ということを学んで、好きな作家さんにはこういうものをあげるんだ!という感じで、渡してました。 |
ベニー: | その時覚えているのが、差し入れとかをいただいたときに、渡したあと振り向かないんですよ~(^_^; |
ベニー: | 普通は、くるって振り向いてその場を離れるんですが、向き合ったまま後ずさりして行くんです…(一同爆笑) |
ベニー: | さすがに、そんな事されたら覚えます(^_^; |
井ノ本: | 私的には、背中を見せるのが失礼だと思っていたんです。背を向けちゃいけないと思って、この人の視界から消えるまでは後ろ歩きで下がっていったんです。で、視界から外れたときに、だーーっ!と(笑) |
稀見: | 失礼がないように気遣うほどのファンだった、井ノ本先生がどういうきっかけで、お友達になったんですか? |
井ノ本: | 私が同人活動を始めて、同じジャンルになって…。で、割と小さいカップリング(少数派のカップリング)だったので… |
ベニー: | 同じカップリングの人だと萌え話が出来るじゃないですか! |
井ノ本: | その中にやっぱり面倒見のいいお母さん的な存在の人がいて、その人の声がけで同じカップリング仲間でご飯でも食べに行こう!という感じで最初は集まっていたんです。だから、いきなりこの人とだけ仲良くなった訳じゃないんですよ(^_^; |
稀見: | じゃ、最初はイベントとかで一緒になる仲間のなかの一人だったけど、それが徐々に徐々に近づいていった感じですね! |
ベニー: | その仲間のなかに、最初に言った司を紹介してくれた友人もいました!
そういう友達と遊びに行って、そういうジャンルの話をしているのが一番楽しかったですね~。 |
井ノ本: | そうこうしているうちに、特に仲良くなった…、という感じですね。 |
稀見: | なるほど、出会った後の話は、おまけマンガなどにはいろいろ描いてあったんですが、出会うまでの話は初めて聞きました。本当に、夫婦説とか信じてる人多いですからね(笑) |
井ノ本: | よく言われます! コミケとかでも来ますよ「Benny's先生は旦那様なんですか?」って(笑)「え、この人がですか?」(^_^; |
ベニー: | 別に特に隠しているわけではないんですけどね、イベントにも普通に出てますし。 |
井ノ本: | そうですね、新しい編集さんにも割とさらさら言っちゃってますけどね。 |
井ノ本: | とてもいい人なんですが、とても冗談の好きな人で「魂の双子」という文句を一度帯とかに書かれたような…。 |
ベニー: | そうですね。それ以来ホント、謎の問い合わせが…(^_^; |
井ノ本: | でも、私たちの時代は、そういうお友達でルームシェアみたいな事したりして一緒にマンガを描いたりすることが多かったので…。特別という意識はなくて、普通のオタクな生活をしているという感覚ではありました。
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稀見: | ということは、Benny's先生のほうが少し年上なんですね! |
井ノ本: | 彼女は凄く早くから同人活動をしていたんです。でも、私も小学生の時から、同人誌を買うという事はしていました。 |
ベニー: | 確か最初は晴海だったと思います。
そういえば、あの頃って一番最初にうちのサークルに来てくれたの?(井ノ本先生に質問) |
井ノ本: | あのね、えーとね、… 素人なりにいろいろ考えて、あんまり忙しいときに行ったら邪魔なんじゃないかって…。 |
井ノ本: | 行くと割と人だかりが出来ていて、そういうときに隙間から挨拶するのも失礼かなと思って、30分ぐらい壁のところで様子をうかがって、そろそろいいかな~と思ったら行ってました…。 |
稀見: | ものすごい、一途じゃないですか!(;゚∀゚)=3 しかも、もの凄い気の使い方! |
井ノ本: | 作家さんって雲の上の存在の人だったので、失礼があったらいけないと思って…。 あと、一見怖かったんです! |
ベニー: | そう言うんですけど…。 そんなに~(^_^; |
井ノ本: | なにせ、初めて彼女を見たとき、アフロヘアーだったんですよ~! |
稀見: | ア、アフロ!!(;゚∀゚)=3 な、何故?? |
ベニー: | たぶん、パーマかけて、すごくチリチリになったんで、それが嫌だったので短くして、アフロにしちゃえって(^_^;
で、当時一緒に同人をしていた子が、ベリーショート、ほとんどハゲで…(笑) |
井ノ本: | その二人のアフロとハゲがミニスカート履いて、カツーンって立ってるんですよ! そりゃ、なにかそそうがあったら怒られるんじゃないかと…。
だって、私親とかにコミケ行く前に、ものを渡すときのマナーとか凄い聞いたんですよ!
どのくらいが失礼に当たらないかとか、凄い聞きました。父親が営業だったので、割とそういうのには厳しい人だったんです。 |
ベニー: | その、ノウハウをうちのサークルで発揮してたんだ!(笑) |
井ノ本: | で、話は戻りますが、私の家が転勤族で割とすぐ引っ越すんですが、学生(高校生?)だったので学校は変われなかったから、1人暮らしを始めたんです。そしたら、この人(Benny's先生)が転がり込んできて、帰らなくなりました…。 |
稀見: | (゚∇゚ ;)エッ!? Benny's先生が井ノ本先生の家に転がり込んできたんですか!? |
井ノ本: | 私は1人暮らしをしていたんですが、彼女は東京の人なんで…。 |
ベニー: | 割と晴海に近い、立地条件のいいところに住んでました(^_^;
歩いて行けました(コミケに)。 |
井ノ本: | そんな都会に住んでいる人が、わざわざ私の都心からかなり離れている田舎に来たんです。 |
ベニー: | 私は本当にコンクリートジャングルの中で育ったんで、彼女の家に行ったら、なんか空気が違うというか、田舎だったので(笑)
でも、なんか居心地がよくなって、いつの間にか家を出ちゃって…(^_^; |
井ノ本: | でも、私的にもありがたかったんです。私すっごく恐がりなんですよ。ちょっとでも怖いテレビ観ちゃうとお風呂には入れないような…。なので、最初はビクビクしながら暮らしていたんです。
でもこの人が転がり込んできて、しかもわりかし付き合いがよくって、トイレの前で待ってて!と頼むと待っててくれたり(笑) |
ベニー: | だから、井ノ本さんの1人暮らしの部屋だったので、狭いんで誰か人が居るとどこでも声が聞こえるんですよ。それが安心するみたいです。 |
井ノ本: | そういう意味では非常に助かりました! あと、料理がうまいので助かります! |
稀見: | 家の中での仕事の役割分担などは決まっているんですか? |
ベニー: | メールとか連絡係は、井ノ本さんです。サイトとか、デジタルなことは全部彼女ですね。 |
稀見: | じゃ、私とスケジュール調整の話などを進めていてくれたのは、井ノ本先生だったんですね!(;゚∀゚)=3
いや、メールがいつも連名だったので、どちらとやりとりしているのかわからなくて(笑) |
井ノ本: | あ、あとこの人は訪問販売とか集金とかが凄い苦手で、出られないんです。だから、そういうのは私がでてるんです。 |
稀見: | 意外というか、恐いの種類が違うんですね(^_^; |
ベニー: | 井ノ本さんは、対人間は大丈夫なんです(笑) |
稀見: | じゃ、最初に転がり込んでからは、場所は変わったとは思いますが、ずーっと一緒なんですね? |
井ノ本: | そうですね~。というか、一人暮らしのところに入って来たので、結局狭くて、じゃ、ちゃんと二人で暮らせるところで暮らそうとなって、今のところに引っ越しました。 |
稀見: | 今は、部屋は別々にあるんですか? それとも、仕事部屋がまた別にあるとか? |
井ノ本: | 一応最初は二人の部屋を分けていたんです。今はもうほとんど一緒です。
最初は微妙に分けてたんですが、いつの間にか1つは仕事部屋、1つは寝る部屋みたいになってますね。 |
ベニー: | パソコンとかは同じ部屋に集めちゃったので、もうこの部屋が仕事部屋!みたいになりましたね。ま~あと、私が彼女の部屋に転がり込んだあとに、実家の自分の部屋がなくなってしまったので、もう帰るに帰れなくなったというのも、理由の1つですね(^_^; |
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同人誌では、この2倍の量の記事が読めます(Vol.4の中で一番長いです)。しかし! 文字おこしした段階では、さらに3倍の量の文字数になり、今回インタビューした中で、もっとも話題の豊富なインタビューになりました。
しかも、どの話も面白いものばかりで、ほんと涙をのんでカットして、3分の1まで絞ったぐらいです。本当に残念なので、要望が多ければ本当の完全版を特別編として出したいぐらいです(^_^;
それぐらい、全編を通して非常に内容の濃いインタビューでした。
インタビュー後は、某カリスマエロ漫画レビュアーや、COMIC ZINさんの担当者さん達と打ち上げなどを…
その様子をレポートマンガとして、お二人に描いていただきました(これも、同人誌収録)。1日を通して本当に楽しいインタビューになりました( ^_^)/
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